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【この記事のエキスパート】
フード&食空間プランナー:赤松 真紀子
テーブルコーディネート教室「M’s table」を主宰。講師、ディスプレイや商品プロデュース、出張、執筆、TV出演、雑誌撮影・モデルルームのインテリアディスプレイなど活動。
おもてなしを簡単、気軽に家庭で楽しむテーブルレッスンはアットホームにプチプラアイテムを活かし、アイディアいっぱいで好評。転勤族となり、関西から名古屋・静岡・東京と、お友達を作るのにも一役買ってくれてたテーブルコーディネートを、ぜひ皆様にも楽しんでいただきたいと思います。
日々の生活に季節のコーディネートを取り入れ、生活を楽しむエッセンスをお伝えしています。趣味のお茶やお花を活かした和のおもてなしも得意。
この記事では、赤ワイン・白ワインを入れるワイングラスの選び方とおすすめ商品、ユーザーの口コミを紹介します。リーデルやバカラといった人気の高級ブランドや、アウトドアにも使えるおしゃれなプラスチック製、初心者でも購入しやすい安い商品などを厳選。プレゼントにぴったりの種類も!
初心者さんも必見! ワインの風味を引き立てる!
ワイングラスの選び方
ワイングラスの種類はとても多く、選ぶときに迷いがち。食空間プランナーの赤松真紀子さんに、ワイングラスの選び方を教えてもらいました。ポイントは下記の4つ。
【1】グラスの形状
【2】素材
【3】収納も考慮
【4】人気ブランド
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ワインに合わせてグラスの形状を選ぶ
ワイングラスのかたちは、ワインの種類に合わせて選ぶのがポイント。
ここでは、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインそれぞれに適したワイングラスの形状を紹介します。
赤ワインには大ぶりの「モンラッシェ型」
赤ワインは、その独特な渋味と芳醇な香りをグラスのなかで解きほぐしつつ堪能するためにも、全体的に大ぶりなボウルのグラス「モンラッシェ型」が適しています。
さらに、渋味がしっかりした赤ワインを楽しむ際には、口のすぼまりのゆるやかなタイプのグラスを選べば、飲むときにワインが横に広がることによって独特の渋味を適度にやわらげてくれるでしょう。
一方で、渋味がそれほどでもなく、酸味が強いタイプの赤ワインを楽しむ際には、口のすぼまり気味のグラスを選べば、ワインが舌先に集中して届けられ、フルーティーな酸味を存分に味わうことができます。
白ワインには中ぶりの「キャンティ型」
白ワインには一般的に赤ワインのような渋味は含まれていないため、赤ワインに比較すると小さめである中ぶりのグラス「キャンティ型」を用いて、持ちやすさや飲みやすさを重視してもよいでしょう。
なかでもさっぱりした辛口の白ワインには口がすぼまり気味のグラスを選ぶことによって、舌の中央へと、ぶどうの果実味や酸味が集中して届けられます。
一方でまろやかな熟成タイプの白ワインを味わうのなら、口が広がり気味のグラスを選んで、柔らかな酸味を舌全体で味わうとよいでしょう。
スパークリングには「フルート型」
発泡性であるスパークリングワインを楽しむのであれば、炭酸の抜けにくさにも気を払いたいところです。ワインが空気に触れる面積が小さくなる、縦に細く飲み口が小さめの「フルート型」がよいでしょう。
さらに、縦に長い形状でありながらもボウルの膨らみをもたせた、フルート型と白ワイングラスの中間のような形状のグラスもあります。こういったグラスであれば、炭酸の抜けをおさえつつ、グラス越しの泡の動きを視覚的に楽しめたり、また香りや果実味などワインの本来の魅力も味わいやすくなります。
【2】使用シーンに合わせて素材を選ぶ
ワイングラスの素材には、最も上質で輝きの強いクリスタルガラス製、より安価でふだん使いに向いたソーダガラス製、低価格で購入できるプラスチック製があります。
パーティーでは高級感のあるクリスタルガラスを、アウトドアには耐久性の高いプラスチックをなど、使用シーンに合わせて選んでみてください。また、扱いやすさでいうと食洗機で洗えるかどうかも素材をチェックするうえでのポイントになります。
【3】収納面も考えて選ぶ
こだわりたい方はワインに合わせて選ぶのが理想ですが、その分グラスの数も増えていきます。ワイングラスの形状によっては大きく場所をとるため、食器棚への収納が難しい場合も。ワイングラスを収納できる場所があるかも考慮しておきましょう。
スペースなどを考えると、汎用性のあるワイングラスが便利です。なかでも中ぶりであるキャンティグラスが万能でおすすめ。また食器棚に収納できない場合は、ワイングラスホルダーを利用しておしゃれに見せる収納をするのも手です。
【4】高級感と信頼ある人気ブランドから選ぶ
ワイングラスをいいものにするだけで、ワインがおいしく感じられます。高級感のあるワイングラスは、視覚からもワインを飲む時間やていねいに味わう時間を素敵に演出してくれるでしょう。
ここでは、リーデル、バカラなどワイングラスの有名ブランドをいくつかピックアップして紹介します。
リーデル(RIEDEL)
リーデル『赤ワイン グラス ペアセット ヴィノム ピノ・ノワール』
260年以上の歴史を誇る、オーストリアの老舗ワイングラスメーカー。ブドウ品種ごとの理想的なグラス形状を研究・開発していることでも知られています。
グラスのボウル部分、ステム(脚)部分、台座部分の形状や大きさなどがすべて「飲み物の個性」を最大限発揮するという目的で決定されています。
ロブマイヤー(LOBMEYR)
1823年、ガラス細工職人ヨーゼフ・ロブマイヤーが開いたガラス店が始まり。世界中の王宮やオペラハウスなどのシャンデリアを手がけていることでも知られ、ガラス工芸自体の魅力を現代に伝えてくれています。
歴史あるブランドならではの、うっとりするような美しさと機能性を兼ね備えたワイングラスが多数展開されているので、あれこれと見ているだけでも楽しめるでしょう。
ショット・ツヴィーゼル(SCHOTT ZWIESEL)
「プロに愛される強く、美しく、賢いクリスタルワイングラス」と銘打たれ、世界120カ国以上の著名なレストラン、高級ホテルなどで使用されているドイツの信頼あるメーカーです。
ツヴィーゼルには3つのブランドラインナップがあり、創業年を冠したハンドメイドのブランド「ZWIESEL 1872」、耐熱性ガラスを用いたブランド「JENAER GLAS」と並び、プロから信頼を集めているのがこの「SCHOTT ZWIESEL(ショット・ツヴィーゼル)」。耐久性・割れにくさ、機能性や美しさを兼ね備えたブランドです。
バカラ(Baccarat)
多くの「フランス最高職人(M.O.F)」の称号を持つ職人を輩出している、テーブルウェアやバーウェア、装飾品などを取り扱うメーカーです。
装飾などを含めて世界のホテルやレストランの総合的な美の実現に尽力してきたメーカーならではの、目を見張るような美しさをもつワイングラスが多く展開されています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)