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【この記事のエキスパート】
㈱リングベリー代表・ママライター、チャイルドボディセラピスト:榮 樹実
学生時代より教育・保育の現場でアルバイト・ボランティア経験を積み、大学卒業後は大手化粧品会社にて総合職勤務するも長男の出産を機に退職。
その後ブログ執筆歴15年とこれまでの知識を活かし、ライターとしてWebを中心に毎月5つ以上のメディアでレギュラーとして主婦・ママ向け記事、美容・ファッション記事、保育企業でのコラムを執筆する。
女性や子どもが「知っていたらもう少しだけ幸せになれるような+αの情報」を伝えるべく、日々情報発信中。
2018年 株式会社RingBerryを設立。チャイルドボディセラピスト1級・第一種幼稚園教諭免許を取得している。
トイレトレーニング(通称トイトレ)に必須のトイレトレーニングパンツ。この記事では男の子と女の子向けに、布製・紙製のトイレトレーニングパンツの選び方とおすすめ商品を紹介。通販の人気ランキングやママたちの口コミも掲載しています。
おむつを卒業! トイトレの必需品!
トイレトレーニングパンツとは
トイレトレーニングパンツとは、その名の通りトイレトレーニング(トイトレ)に使うパンツ。おむつを卒業して普通のパンツで大人と同じようにトイレにいけるように、練習に使うパンツです。
紙おむつは、おしっこやウンチをしても子どもには濡れた感覚が分かりづらくなっています。一方、トイレトレーニングパンツは、おしっこは吸収してくれますが、濡れた感覚は残る仕組みになっていて、子どもがおしっこをする感覚やタイミングをつかめるようになっています。
吸収力が高いものから、段々と普通のパンツのような軽い着け心地のトイレトレーニングパンツに移行し、自然と卒業を後押ししてあげましょう!
トイレトレーニングパンツはいつから何枚必要?
そもそも「いつからトイトレを始めるべき?」「トイレトレーニングパンツはいつ、何枚購入すればいいの?」などと疑問に思うママやパパも多いでしょう。
成長の早さは子どもにより個人差があるので、年齢ではなく「おしっこの間隔」で使い始める時期を決めてあげましょう。おしっこの間隔が2~3時間空けば、ある程度トイレを我慢できている証拠。その頃にトイレトレーニングパンツを使い始めるのがおすすめです。
なかにはトイレトレーニングパンツを使わずにトイレに行く習慣が身に付く子もいますが、心配ならまずは2〜3枚用意し、子供のトイトレのペースや必要に応じて買い足していきましょう。
トイレトレーニングパンツの選び方&使い方
ここからは、トイレトレーニングパンツ・パッドの選び方や使い方を解説していきます。
【エキスパートのコメント】
ひとくちにトイレトレーニングといっても、子どもによって段階があるものです。トイトレデビューではじめてパンツをはくのか、買い足しや幼稚園などに持参する着替え用のためのパンツかなど、トイレトレーニングの進行具合によって選ぶべきパンツが変わってきます。
布製と紙製のメリット・デメリットを考慮して選ぶ
トイレトレーニングパンツには、「布製」と「紙製」があります。それぞれの特徴やメリット、デメリットをみていきましょう。
「布製」はトイトレが進みやすい
【エキスパートのコメント】
布製は肌触りがよく、子ども自身がおしっこでぬれたことに気がつきやすくなり、トレーニングが完了する時期が早くなることも。
しかし失敗したときには洋服や床まで汚れることがあり、処理が大変というのはデメリットとなります。
「紙製」は手軽だがおしっこの不快感を感じづらい
【エキスパートのコメント】
紙のトイレトレーニングパンツは、おしっこ一回分はきちんと吸収しつつ「ぬれたことが分かる」とうたうものが多いです。
しかし、性能がいい近年のおむつは不快感を感じにくく「おむつを卒業する」という意識が子どもに芽生えにくい可能性もあるでしょう。
使い捨てのため、使用後の後始末が簡単なのはメリットです。
3層・4層・6層など股布の厚みで選ぶ
【エキスパートのコメント】
布のトイレトレーニングパンツは、3層、4層、6層という表示で分けられています。層が厚いほど、おしっこの吸収率が高い仕組みになっています。
トイレトレーニングデビューやお出かけの際には一番分厚い6層を、家用や保育園の着替え用なら薄くて洗濯や管理がしやすい3〜4層など、時期や用途によって適切な厚さを選びましょう。
大きさは「ぴったりサイズ」なら漏れにくい
洋服のサイズを選ぶときは、少し大きめのものを選ぶこともあるかもしれませんが、トイレトレーニングパンツのサイズは、子供にぴったりなものを選びましょう。
パンツの場合は、足周りにぴったりとフィットするものを選ばないとおしっこやウンチが漏れてしまいます。逆に、小さいサイズを選んでしまうと足やウエスト周りのゴムがきつく感じてしまうので、ぴったりサイズがベストです。
吊り式パンツならなら洗濯がラクに
布製おむつは、洗濯の手間も重要ポイント。乾きやすい設計になっているものを選びたいものです。そこで、おすすめなのが「吊り式」と呼ばれる設計のトレーニングパンツ。
吊り式とは、吸水層である布部分と、パンツ外側の布がウエスト部分でつながっていて、干すときには広げて乾かせるタイプ。厚手の内布でも乾きが早いので、とても便利です。
布パンツと併用できる「トレーニングパッド」も便利
【エキスパートのコメント】
布パンツへの憧れを育てやすいです
生理用ナプキンのように布パンツに貼るタイプのパッド型のトイレトレーニングパッドもあります。パッド型は濡れを感じやすく、また布パンツへの憧れを育てることでパンツへの移行がしやすくなっています。
しかし、動いているうちにずれてしまうと、パンツ型のトイレトレーニングパンツよりも漏れやすいので注意。お出かけなどで頻繁に着替えさせる時間がないときや、布製のパンツをはきたがるけどお漏らしが心配……などというときに使うと便利でしょう。