K-51インターナショナルは9月10日、全国の経営者を対象とした「経営者のオーダースーツ事情と初めてのオーダースーツ」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2019年8月28~29日、有効回答は1,104人。
オーダースーツを仕立てたことがあるか尋ねると、73.0%が「はい」と回答。スーツの本数を調べると、「2本以上」が28.5%、「1本」が25.8%、「3本」が20.9%、「5本以上」が20.7%などとなり、7割以上が複数本所持していた。同調査では「(経営者は)『影響力』や『存在感』を醸し出すことは見た目から始まっていることを理解している方が多く、着回しができるよう複数本所持している」と分析している。
初めてオーダースーツを購入(仕立てた)した年齢は、「20~25歳」が31.4%、「26~30歳」が26.0%、「31~35歳」が21.2%との順に。その際の役職については、「一般・リーダークラス」が28.5%と最も多かったものの、6割以上が何らかの役職に就いてから購入したことがわかった。
年収に対してオーダースーツの本数に変化はあるかとの問いには、50.8%が「いいえ」と回答。平均予算は、「7万円以上10万円未満」が31.6%と最も多く、以下、「5万円以上7万円未満」が29.4%、「3万円以上5万円未満」が27.8%、「3万円以下」が11.2%と続いた。
既製品スーツとオーダースーツの差については、「フィット感」が69.5%でトップ。次いで「シルエット」が47.4%、「デザイン性」が26.8%、「重量感」が16.8%となった。