JR東日本は9日、竹芝ウォーターフロント開発計画「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」の一部が2020年4月に開業すると発表した。オフィスとホテル、商業施設の一部を先行オープンし、グランドオープンは同年7月を予定している。

  • ウォーターズ竹芝イメージ(浜離宮恩賜庭園側外観)

「ウォーターズ竹芝」は、浜離宮恩賜庭園を望む東京・竹芝の約2万3,000平方メートルの敷地にホテル、オフィス、商業施設、劇場などを整備し、「水辺を活かしたまちづくり」を実現する計画。今回の発表により、オフィス部分は2020年4月1日、商業施設「アトレ竹芝」の一部は4月13日、「アトレ竹芝」タワー棟最上階にできるホテル「メズム東京」は4月27日にそれぞれオープンすることとなった。

グランドオープンを迎える7月14日、国内最大級の劇団四季専用劇場「JR東日本四季劇場」のうち、約1,200席を備えた「秋」劇場が開業。「アトレ竹芝」も同じ日に2期開業を迎える。9月10日には約1,500席を備えた「春」劇場が『アナと雪の女王』の上演で営業を開始し、2つの劇場を備えるJR東日本四季劇場が完全開業となる。

  • ウォーターズ竹芝イメージ(広場・テラス・水辺)

  • 「アトレ竹芝」内観イメージ

  • JR東日本四季劇場が入る「アトレ竹芝」シアター棟外観イメージ

  • 「メズム東京」スタンダードルームイメージ

その他、「水辺を活かしたまちづくり」の実現をめざし、舟運事業者と連携して周辺エリアとの定期船航路などの検討を進めるほか、さまざまな生き物が生息できる環境の保全・再生に取り組むとのこと。