◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
編集者/プロダクトコンセプター:土居 輝彦
1982年より株式会社ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。
1984年より同誌編集長。
2004年より同社編集局長。
2017年より同誌編集ディレクター。
その間、数々の雑誌を創刊。
FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。
腕時計ブランドIWCは150年前にスイスで創業されました。いまもなお安定的な人気と価格推移(資産価値)をキープする有名メーカーです。定番のモデルの「ポルトギーゼ」などIWC腕時計のおすすめと選び方のポイントをご紹介します。
シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴
IWCとは?
1868年に時計の大御所であるスイスで生まれたIWC。アメリカ生まれのフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズによって、時計大国のスイスで誕生しました。
もともと軍用パイロットウォッチから始まったIWCは、ドイツに近いこともありスイス流とは一線を画していることが特徴。ゴージャスさ華やかさではなではなく、シンプルでスタイリッシュなデザインで消費者を飽きさせないラインナップが揃っています。
ビジネスユースからスポーツラインまで、消費者層が幅広く、生産終了後のモデルに関しても、修理やメンテナンスをすべて受け付けるという永久保証という姿勢を掲げています。
スイスで生まれた高級時計ブランド
IWC腕時計の選び方
元『monoマガジン』編集長の土居輝彦さんに、IWC腕時計を選ぶときのポイントを教えてもらいました。IWCの商品ラインナップの特徴を踏まえつつ、選ぶ際にぜひ知っておいてほしいポイントをていねいに解説していただきました。チェックして商品選びに活かしてみてくださいね。
ムーブメントの特徴もチェック
IWCはムーブメントの自社製作にこだわりをもっています。他社製のムーブメントを搭載する際にも、IWCの時計に合わせて、自社でカスタマイズしています。
高性能でおすすめなのは、自動巻きで7日間パワーリザーブを可能にした「52000系」や、手巻きで8日間パワーリザーブできる「59000系」、さらに自動巻きのクロノグラフに搭載される「89000系」です。モデルによって変わりますので、搭載されているムーブメントにも注目してみてください。
【エキスパートのコメント】
IWCの腕時計は、すべて機械式ムーブメントです。また、一部の「トゥールビヨン」などとくに複雑な機構を搭載したものを除き、自動巻きムーブメントが多いブランドであるといえます。
それぞれのコレクションにはクロノグラフやロングパワーリザーブ、ムーンフェイズ、アニュアルカレンダーなどの複雑な機構を搭載したモデルも用意されているので、欲しい機能を考えて選ぶといいでしょう。
複雑な機構は、機能そのものはもちろんですが、ダイアルの印象に大きな影響を与えます。たとえばクロノグラフならダイアルの中にサブダイアルがあるため、スポーティな印象をもたらします。ムーンフェイズなら、どことなくクラシカルな印象に。
複雑な機構が搭載されているモデルであれば、当然金額も高くなっていきますが、予算と照らしあわせて、どんな機構を搭載した商品を購入するか検討できるのも、IWCのラインナップならではの楽しみといえるでしょう。
特徴的な6つのコレクションから好みのものを探す
【エキスパートのコメント】
名は体を表すではありませんが、IWCの腕時計は、それぞれのコレクションに明確な特徴がありますので、まずは欲しい腕時計の方向性を考え、コレクションを絞ってみるといいでしょう。
手頃な価格帯な「ポートフィノ」
イタリアの漁村のライフスタイルを体現した「ポートフィノ」は、シンプルで無駄なく洗練されたデザインで、手頃な価格帯も人気のシリーズです。
最も歴史が長いIWCの代表的モデル「ポルトギーゼ」
IWCの定番コレクション「ポルトギーゼ」のなかでも、自社製キャリバーと搭載したロングパワーリザーブが特徴的な商品です。
IWCの腕時計といえば、ブランドのなかで最も歴史が長いモデルである「ポルトギーゼ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。腕時計に詳しくない方でも、この時計は知っているという方も多いはず。
ダイバーズなら「アクアタイマー」
「アクアタイマー」は、すぐれた防水機能と視認性を有するIWCのダイバーズシリーズです。
耐磁時計として有名「インヂュニア」
もともとエンジニアのために開発された「インヂュニア」は、耐磁時計として知られるモデル。ただ、現在ではスポーツテイストを打ち出しています。
華奢で女性にも合う「パイロットウォッチ」
女性でも身に着けられる華奢でミリタリー感のあるシリーズが「パイロットウォッチ」シリーズ。
天才発明家の名を冠した華奢ボディ「ダ・ヴィンチ」
発明家としての顔を持つレオナルド・ダ・ヴィンチの名を冠した「ダ・ヴィンチ」。こちらも華奢なボディが特徴です。
150周年記念モデル「ジュビリーコレクション」もおすすめ
希少価値で特別感を出したいのであれば、150周年記念モデルの「ジュビリーコレクション」もおすすめです。IWCのクラシックモデル29種と現代の技術を融合させた復刻モデル。こちらは限定15本のみしか作られていないものもあるほど、レアなモデルになります。
近年トレンドの小ケース径モデルも候補に
36mmの小径なので、細身の腕にもよく似合います。ムーンフェイズのクラシカルなデザインがおしゃれで、男性も女性も自然につけられる商品です。
元々IWCの歴代モデルは男性向け(あくまで向けであって、男性用ではありません)の腕時計が多かったのですが、ここ数年の腕時計のトレンドである小型化の影響か、ポートフィノとダ・ヴィンチコレクションには、小径モデルもラインナップされるようになりました。
ポートフィノは37ミリ、ダ・ヴィンチは36ミリです。メーカーのホームページには、女性向けである旨の記述がありますが、腕時計には男性用、女性用という明確な基準はありませんし、男性があえて小径モデルを選ぶということも少なくありません。
女性はもちろんですが、腕の細い男性や小さめサイズの腕時計を探している方、あるいはパートナーと兼用で使える腕時計を探している方は、小径モデルを候補に入れてみてもいいでしょう。
印象を大きく左右するケース素材やダイヤル色選び
多くの高級腕時計メーカーがそうであるように、IWCもケースにステンレス以外の素材を用いたモデルを用意しています。
ステンレス以外で最も多いのは、赤みの強いレッドゴールド。ダイバーウォッチのアクアタイマー以外のコレクションで用いられています。ゴールドはワンランク上の上品さを演出するのにふさわしい素材です。
近年のトレンドであるブロンズは、パイロットウォッチとアクアタイマーで用いられています。ブロンズケースは、経年変化が楽しめることと、ゴールドにはない渋い色合いで、最近需要が高まっていますので、選択肢に入れてみても面白いかもしれません。
また、同じモデルであっても、ダイアルの色が何種類か用意されているのもIWCの特徴のひとつ。白に近い色ほど暗い場所での視認性が高く、さわやかな印象に。暗い色ほど日差しの下での視認性が高く、精悍(せいかん)な印象になるといわれています。
好みはもちろんですが、普段の服装や目指す印象なども考慮しながら選んでみるといいでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)