俳優の吉沢亮が、2021年にNHKで放送される大河ドラマの主演を務めることが9日、明らかになった。タイトルは『青天を衝け』で、吉沢は“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一を演じる。
同作の時代は、幕末から明治。青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開き、近代日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公に描く。
同日、東京・渋谷の同局で制作・主演発表会見が行われ、吉沢、脚本を担当する大森美香氏、制作統括の菓子浩氏が出席した。
吉沢は「とても光栄に思っています。大河ドラマの主演を歴代務められてきた役者さんは、名実ともにトップクラスの素晴らしい役者さんが演じてきた印象が強いので、ものすごく光栄だなと思う反面、プレッシャーも尋常じゃないくらいあって、今の僕に何ができるんだろうという不安はあるんですけど、精一杯やりたい」と、プレッシャーを明かしつつ意気込みを語った。