東芝映像ソリューションは、4Kテレビ「REGZA(レグザ)」の’18/19年モデルに、Amazonの映像配信サービス「Prime Video」に対応するための本体ソフトウェアアップデートを実施すると発表した。さらに、4K有機ELテレビ「レグザPro」X930シリーズには、声でテレビを操作する「レグザボイス」・「Alexa」や、テレビでのYouTube再生を可能にするアップデートも実施する。
’18/19年の4KレグザがPrime Video対応
4Kレグザの’18/19年モデルは、これまでPrime Videoを観るには「Fire TV Stick 4K」などのデバイスが別途必要だったが、今回のアップデートにより、テレビだけでPrime Videoが観られるようになる。
アップデートの対象機種と提供時期は、有機ELのX930シリーズや液晶のZ730Xシリーズなど’19年モデルが9月10日から。X920シリーズやZ720Xシリーズなど’18年モデルについては12月に提供予定。ソフトウェアアップデートは放送波、もしくはインターネット経由でダウンロードできる。対象機種とアップデート時期の詳細は、同社Webサイトを参照のこと。
X930シリーズはレグザボイス・Alexa対応。YouTubeも
X930シリーズ(65X930、55X930)には、上記のアップデートに加えて、テレビ単体でのYouTubeの動画視聴への対応と、レグザリモコンを使って声で操作できる「レグザボイス」、「Alexa」に対応するアップデートを提供する。
レグザボイスは、リモコンの「ボイス」ボタンを押して見たい番組名やシーン名を話しかけるとすぐに再生できる機能。Alexaでは、リモコンのマイクを使って話しかけると、天気予報を確認したり、音楽を再生できる。レグザ本体内蔵のマイクでの操作機能については、10月下旬のバージョンアップで対応する予定。
このほか、X830シリーズ(65X830、55X830)もアップデートによりYouTube再生に対応する。