JR東日本フードビジネスとショーケース・ギグは、JR東日本スタートアップのサポートを得て、新型の次世代セルフ注文決済端末「オーダー・キオスク」を「R・ベッカーズ池袋東口店」(東京都豊島区)に導入した。

  • 「オーダー・キオスク」導入イメージ

「オーダー・キオスク」は、JR東日本グループとショーケース・ギグが共同開発したセルフ注文端末で、縦約60cm、横約34cmの画面を備える。端末全体の大きさは縦96cm、横47cm。来店客は画面に表示されたメニューから商品を選んで注文し、クレジットカードや各種電子マネーで決済する。その後、スタッフから商品を受け取る。

フードやドリンクなど昼メニュー約60種類を端末から注文可能。秋から朝・夜メニューも追加される予定。対応言語も当初は日本語のみだが、今秋から英語版を追加する予定だという。

  • 「オーダー・キオスク」端末イメージ

  • 「オーダー・キオスク」での注文・決済の流れ

  • R・ベッカーズ池袋東口店外観

「オーダー・キオスク」の導入により、来店客にはレジの待ち時間を短縮でき、注文した商品の調理進捗を店内のデジタルサイネージで確認できるようになるといったメリットが生まれる。来店前にスマートフォンから注文・決済することもでき、待ち時間なく商品を受け取ることも可能になる。

店舗側も、注文受付や会計業務が軽減されることにより、オペレーションの効率化や省人化が計れるメリットがある。実際に同店では、端末の導入により1人分のレジ人員を削減できる見込みだという。