おしり。それは、身体の中でも大きな筋肉でできている、下半身の要です。「腰の疲れ」「脚の疲れ」など健康面に関わるだけでなく、見た目の意味でもきゅっと引き締まったおしりは憧れ。そう、「健康」と「美」のための大事なパーツ、おしり。ちょっとケアしてみませんか?
パナソニックは、骨盤おしり周りの筋肉から太ももまでをほぐして引き締めマッサージをする「コードレス 骨盤おしりリフレ」の新製品を発表しました。11月1日の発売に先駆けてひと足先に試してきたので、レポートします。気持ちよくて着けたまま帰りたくなっちゃいました!
「骨盤おしりリフレ」は、パナソニックが2015年に発売した、おしり周りや腰の疲れのケアを目的としたマッサージ製品です。エアーバッグを搭載したベルトを腰に巻きつけて使います。市場に登場した当初は、骨盤ケアなどが気になる女性をターゲットとしていましたが、最近は、おしりや腰周りの疲れをケアしたいという男性の間にもじわじわと人気が広がっています。今回は、その新製品。エアーバッグが大きくなり、コードレスでも使えるようになりました。
立体的な縫製と、約40%拡大したエアーバッグを搭載。14個のエアーバッグを骨盤周りから太ももにかけて配置しているので、フィット感が増します。骨盤周り、おしり、太ももの3つの部位に対しそれぞれ、しめつけ/もみほぐし(骨盤周り)、ひきあげ(おしり)、つぶしもみ(太もも)といったコースを選択できます。
「しめつけコース」を試しました。おしりをぐぐっとした締めつけ感が気持ちいいです。痛くはないのにほどよい圧迫感があります。おしり全体を刺激している感じ。しかも音が静か。単3形乾電池4本を使えば、コードレスでマッサージできます。これなら、新幹線などの移動時や、子どもが寝ている横などで使ってもよさそうです。10分ほどコースを試して外すと、動きやすくなり、ラクです。おしりが軽くなっているような感じ!
おしりは筋トレの前に「ゆるめて」「ととのえる」ことがポイント
とっても気持ちいい「骨盤おしりリフレ」のですが、より効果的に使うにはどうしたらいいのでしょう。説明会に登場した、ライフストリームジャパン代表取締役社長の山口絵里加さんに、使い方のポイントを教えてもらいました。山口さんは、運動/食事/生活習慣を整えるプログラム「美コア」の考案者。もちろん、下半身ケア、そして、ぐっと引き上がった美しいおしりのケアにも詳しいそうです。
おしりで八の字を描くよう大股で歩くのがおしりをしっかり使えている歩き方。しかし、そんなに颯爽と歩いている人って少ないですよね。筆者も、疲れてくるとだんだん、小股で歩いていることが多いような気がします。しかも、仕事の時は長時間座りっぱなしになっていることも。座った状態が続くと、それだけおしりの筋肉を圧迫していることになります。こういう生活行動をしている人こそ、おしりのケアが必要というわけです。
「おしりの筋肉のケアは、ゆるめること(ほぐす)と整えること(位置を戻す)が大事なんです。実は、筋トレもゆるめて整えた後の方が効果があるんですよ」と山口さん。本機を使えば「しめつけコース」で整え、「もみほぐしコース」でゆるめることができるというわけです。仕事などで長時間座りっぱなしになった時などは「しめつけコース」で整えるのがよいそうです。
このほか、スクワットなどの下半身の筋トレの前後に「もみほぐしコース」を実施すると、準備運動・整理運動がわりになるので、オススメなのだそうです。コードレスなので、ケアしながら家事などほかの用事をすませられるのも魅力ですね。
ハイヒールを履いた後や、スポーツ後の疲れもケアする「レッグリフレ」
この日は、脚に巻きつけてマッサージする「レッグリフレ」の新製品も体験できました。新製品では、「スポーツ疲れコース」と「ヒール疲れコース」を新たに搭載。
「スポーツ疲れコース」は、ウォーキングなど運動で疲れた脚をしっかりマッサージ。脚全体をほぐしてから、圧迫・解放します。「ヒール疲れコース」は、すね、足の裏、ふくらはぎを重点的にマッサージします。
「プレゼント家電」や「ごほうび家電」にオススメ!
「レッグリフレ」はACアダプターで電源を供給し、さらに巻きつけた後は動きにくいため、座ってくつろいだ状態で使用するのがオススメです。「骨盤おしりリフレ」の場合は、乾電池を使えばコードレスにできるので、使用する場所を選びません。どちらの製品も身体に巻きつけてスイッチをいれるだけで難しい操作はいらず、使わないときは畳んでおける点もうれしいポイント。プレゼントや、自分へのごほうびとしてオススメですよ!