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【この記事のエキスパート】
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト:有賀 照枝
株式会社ハート・コード代表取締役。
整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。
30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。
ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。
自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。
2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。
近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書『「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。
人生を振り返ったり、家族や大切な人へのメッセージ、葬儀の要望などをまとめる、エンディングノート。本記事ではエンディングノートの選び方とおすすめ商品をご紹介します。20代・30代の若い人向けも。お気に入りのエンディングノートとともに終活を始めましょう。
エンディングノートとは
エンディングノート(終活ノート)は、自分が亡くなったあとや病気などで意思の疎通が難しくなったときのために、家族などの身近な人に、遺したいものや伝えたいことを書き記しておくものです。遺書とは異なり、必要な情報を自由に書くことができます。
緊急連絡先や保険、銀行口座などを記しておくことで、残された家族の負担を軽減することにもつながります。死後の意向もしっかり示しておくことで、親族間のトラブルを避けられるでしょう。
エンディングノートは、本屋や文房具売り場、通販サイトなどで購入可能です。
エンディングノートの選び方
「終活」の一環として話題の「エンディングノート」。整理して記していくことで、自分の人生を振り返ったり見つめなおしたり、今後の人生に大いに活用できます。ここでは、そんなエンディングノートの選び方とポイントをご紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】書きたい内容に合わせて選ぶ
【2】はじめてなら、薄手ノートを!
【3】更新や追加ができるものを選ぶ
【4】書き方の説明書つきを選ぶ
【5】動画や画像も残せるものをチェック
自分の使い方にぴったりのエンディングノートを選ぶために、参考にしてみてくださいね。
【1】書きたい内容に合わせて選ぶ
エンディングノートにはさまざまな商品があります。まずは何を書き残したいのかを考えて、目的に合った商品を選んでみましょう。
人生を振り返るなら自分の履歴が書けるものを
これまで「自分が送ってきた人生を振り返りたい」「子どもたちや身近な人に伝えたい」という人は、自分史の年表のような履歴を書くことのできるエンディングノートを選びましょう。自分の人生で苦労した経験や楽しかった思い出を振り返ることで、心を落ち着かせることにもつながります。
残りの余生の過ごし方のヒントが見つかることもあるかもしれません。
葬儀や相続の項目が充実したもので、自分の亡くなったあとの要望を伝えよう
自分が亡くなったあとの葬儀や墓について、要望がある人や相続のことで伝えたいことがある人は、葬儀やお墓、相続や資産などの項目が充実しているエンディングノートを選んでください。自分らしい最期を迎えたい人は、介護や延命治療などについても記しておきましょう。
自分のためだけでなく、家族など周囲の人のためにもなりますので意思の疎通が難しくなる前に書いておいてください。
銀行口座や保険の項目があれば備忘録としても使える
人が亡くなるとさまざまな手続きが必要になります。銀行口座の情報や入っている保険情報、持っているクレジットカードなどの項目を、エンディングノートにまとめて書いておけば、探し回る必要がなく手続きもスムーズに行えます。自分用の備忘録として使うこともできるので便利です。
備忘録としても活用したい人は、思い出したことを書き留めておくメモのようなスペースがたくさんあるエンディングノートを選ぶとよいでしょう。
書きたい項目が充実しているものを選ぶ
エンディングノートは、ある特定の項目にページや項目数を多く割いたものもあります。エンディングノートには、「頭から書かなければならない」「全ページ記入しなければならない」などと、かた苦しいルールはありません。自分が書き進めやすい項目、書き進めたい項目が充実したエンディングノートを選ぶようにすると、エンディングノートをはじめるきっかけづくりにもなりやすいです。
自分史や財産整理が充実したもの、人生の未来を見つめることができるものなどがあります。1冊で完結しようとしないで、各目的が充実したものを複数冊記入してもいいでしょう。
【2】はじめてなら、薄手ノートを!
エンディングノートをはじめて書く場合、意気込んで項目が多いものを購入しても、なかなかペンが進まないこともあると思います。はじめてなら、ページ数の少ないシンプルな薄手のものを選ぶようにしましょう。
必要最低限の項目についての記入ができますし、記入する心理的ハードルも低く感じやすいと言えます。1冊の記入が終わったときには、充実感と達成感を感じることができるでしょう。
【3】気持ちの変化で更新、追加ができるものを選ぶ
書いたエンディングノートを読み返してみると、時間の経過とともに気持ちや考えが変わったり、情報が古くなったりすることもありえます。一度書いたエンディングノートをあとから手軽に更新したい方は、記入項目が増やせるものや内容の差し替えができるものを選びましょう。
カスタマイズしてエンディングについての項目以外も増やしたい方も同様です。バインダーやファイル形式になっているエンディングノートが使いやすいでしょう。
【4】書き方の説明書付きを選ぶ
エンディングノートを書くときに、全くわからず不安な方は、書き方の説明書があるエンディングノートを選びましょう。いま書いている項目はどうして必要なのか記入しておくことで、もしものときにどう役立つのか確認しながら記入ができ、理解も深まります。
マンガやイラスト、挿絵が豊富なエンディングノートは取り組みやすいしわかりやすいです。法的に有効な遺言書の書き方の説明書がついたものもあります。
【5】動画や画像も残したいなら特典もチェック
エンディングノートに必要な項目を書くだけではありません。写真などのデータを保存しておけるCD-Rを入れられるケースが付いたものや、カードを入れるケースが付いたものもあります。長期間保存することを考えてノートカバーがついているものも。
エンディングノートを購入するときには、特典が付いているタイプもチェックしてみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)