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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター:佐々木 沙恵子

フードコーディネーター:佐々木 沙恵子

関西を拠点に、フードスタイリング/テーブルコーディネート/レシピ開発/コラム執筆/イベント企画など、料理と食空間に関わる分野で幅広く活動中。

同時に、イギリス・デンマークで暮らし現地レストランの厨房で働いた経験を活かし、自宅で外国人向け料理教室を運営。


豊かな香りと、苦みやほのかな甘みが特徴の「粉末抹茶」。この記事では、粉末抹茶の選び方の説明と、フードコーディネーター佐々木沙恵子さんと編集部がそれぞれ厳選した商品を紹介します。お茶会に適した高級品から、お菓子作りに適した商品まで、幅広くラインナップしています。

粉末抹茶とは?

粉末抹茶とは、「碾茶(てんちゃ)」(茶葉)を挽いてパウダー状にしたものです。直射日光をさえぎって育てたものが「碾茶」となり、碾茶を蒸して乾燥させたものを「碾茶の荒茶」といいます。それを細かくして茎や葉脈の部分を選り分け、葉肉部分だけにし、仕立碾茶を石臼で挽くと粉末抹茶になります。

茶葉そのものを粉末にしているので、ふつうのお茶では抽出されない栄養成分を摂取できるのが特徴です。

粉末抹茶の選び方

茶道用やスイーツ・料理にも幅広く使われる「粉末抹茶」。豊かな香りと、苦みやほのかな甘みが特徴です。老若男女問わずに人気な和の味です。

この記事では、フードコーディネーターの佐々木沙恵子さんに、粉末抹茶の選び方を教えてもらいました。自分に合う粉末抹茶が見つかるよう、ぜひ参考にしてみてください。

【1】お茶会用の抹茶は品質重視
【2】お菓子作り用の抹茶は溶けやすく発色がいいものを
【3】抹茶の産地にもこだわる
【4】パッケージで選ぶ

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】お茶会用の抹茶は品質重視で選ぶ

出典:Amazon

まろやなか旨みとほどよいコクを感じさせる味わいで、抹茶を初めてお試しいただく方にもおすすめしたい銘柄です。

【エキスパートのコメント】

抹茶そのものを味わう場合、薄茶(うすちゃ)として点(た)てるか、濃茶(こいちゃ)として練るかで選ぶ抹茶が異なります。

薄茶は、お茶会だけでなくカフェでも飲める、さらりとした抹茶です。薄茶用や茶道のお稽古用として販売されている商品もありますが、濃茶用の抹茶でもどちらも使うことができます。

濃茶は、お茶会で飲むための抹茶です。濃茶は薄茶の3倍の量の抹茶を少量のお湯で練る作り方で、濃茶用の抹茶を使います。濃厚で抹茶そのものの味を味わう飲み方のため、安価で渋味や苦味が強い抹茶は向きません。甘味と苦味どちらも感じられる、高級で上質な抹茶を選びましょう。

【2】お菓子作り用の抹茶は溶けやすく発色がいいものを

【エキスパートのコメント】

抹茶を使った料理やスイーツを作る場合、味や香り以外で気になるのは溶けやすさ、容量などでしょう。味や香りが好みの抹茶をそのまま調理に使ってもいいですが、焼き菓子は焼いた後に色がくすみやすいので、発色のいい製菓用の抹茶を選ぶのもおすすめです。

また、抹茶として飲むよりお菓子つくりや料理つくりに使用する場合のほうが、一度に大量の抹茶が必要になります。コスパも考えて選ぶようにしましょう。

【3】抹茶の産地にもこだわる

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

抹茶の名産地として有名なのは、京都府の宇治、静岡県の掛川や朝比奈、愛知県、三重県などが挙げられます。

値段が安い抹茶の場合、さまざまな産地の抹茶を混ぜて製造しているケースもあります。産地にこだわりたい方は、しっかり商品ラベルの原産地をチェックしてから購入しましょう。

【4】パッケージで選ぶ

出典:Amazon

粉末抹茶は、さまざまなパッケージで販売されています。それぞれのメリットをみて、自分に合ったパッケージのモノを選びましょう。

「缶」タイプや「袋」タイプは、たくさん使用する茶道のお稽古や頻繁に抹茶を飲む方におすすめ。袋タイプはチャックだと使い勝手もよいです。「スティック」タイプは、手軽に持ち運べるので、外出先でも飲みたい方におすすめです。

また、桐箱入りなどは高級感があるので贈り物に最適です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)