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【この記事のエキスパート】
住まいづくりナビゲーター/一級建築士・インテリアコーディネーター:神村 さゆり
住宅メーカー、ゼネコン設計部、設計事務所等で約300棟の新築設計実績と現場代理人女性としては希少な現場監督経験を生かしリフォーム物件も約70棟手がける。
住宅や暮らし方、環境整備をテーマに、これまで一般企業研修・公的機関・学校等にて講師としてこれまで述べ5000人以上を指導。
整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト資格認定講師として800名余の資格者を認定。また資格試験対策として二級建築士やインテリアコーディネーターの受験指導も行っている。手描き図面やイラストでのプレゼンにも定評があり、多くの文具を試してきた。
多趣味が高じて醗酵教室や手抜き家事教室を開催し好評を得ている。
子ども3人。A型・獅子座
毎日お風呂などで使うシャワー。節水シャワーヘッドを使うことで、水道代はもちろんガスや電気代も節約できます。この記事では、節水だけでなく、塩素除去してくれるものや美容に効果のあるものまで、幅広い種類をピックアップしました。選び方とともに参考にしてみて下さい。
節水シャワーヘッドの魅力とは
水やお湯が出る部分(散水版)の穴を通常よりも小さくすることで、出てくる吐水量が少なくなるのが節水シャワーヘッドになります。そのため、いつもと同じように使うだけで、勝手に水道代やガス代(電気代)を節約できることになります。
また、シャワーを使っていると止めるのが面倒で、つい流しっぱなしにしがち。ですが、止水機能があるシャワーヘッドなら、使わないときはスイッチを押すことでかんたんに水を止めることができ、こちらも節約につながります。
節水シャワーヘッドに交換することで、水道光熱費の節約につながることがわかりました。
ただ、せっかく買うなら失敗したくないですよね。そこで、「マイナビニュース・マイナビウーマン」の会員を対象(計310人)にどんな目的で購入したのか、使ってみて何が不満だったのかについてアンケート調査を実施しました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
購入したきっかけは?
シャワーヘッドを購入するきっかけは、第1位の「節約(水、ガス、電気など)のため」と第2位の「止水ボタンが欲しかった」を併せて約70%を占める結果になりました。「できるだけ使う水の量を減らしたい」と考えている人が多いようです。
なお、節水効果があるシャワーヘッドには、「最大○%水の量を節約」などと書かれていることが多いので、一つの目安にしてみましょう。
実際に使って感じた不満は?
シャワーヘッドの購入後に感じた不満には、以下2つで約40%を占めました。
・「価格と性能があわなかった」
・「節約(水道、ガスなど)が実感できない」
前述の通り、家の中でお風呂が一番水を使いますが、トイレ・炊事・洗濯でも大量の水を使います。そのため、トイレでレバーの大・小を使い分けない、お皿を洗う際に水・お湯を出しっぱなしにしているとせっかくお風呂で節約していても効果を感じないことに。
節水シャワーヘッドを購入して、水道代の節約をしたいなら、家全体で無駄が無いかを見直すことも重要になるでしょう。
節水シャワーヘッドの選び方
上記で解説した通り、節水シャワーヘッドに変えれば、毎日使うシャワーの水量を減らして水道代やガス代の節約に期待できます。ただし、頻繁に購入するものではないので、「製品自体よくわからない」「製品が多すぎてどれを選べばいいのかわからない」など、迷っている人も多いのではないのでしょうか。
この記事では、そんな迷っている人へ、節水シャワーヘッドの選び方をご紹介していきます。
【1】節水効果を高める止水スイッチ付きを選ぶ
【2】水圧が高く洗い流しやすいものを選ぶ
【3】使い勝手のよさで選ぶ
【4】浄水機能で選ぶ
【5】取り換えがかんたんなこともポイント
【6】お手入れのしやすさもチェック
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】節水効果を高める止水スイッチ付きを選ぶ
シャワーヘッド自体も節水になりますが、これに追加して手元で止水できるとさらに節水効果が高まります。手元にスイッチがないと、止水するときはいちいち元水栓を止める必要があります。しかし、止水ボタンがあれば、押すだけで水やお湯を止めてくれるので、シャンプーしている間や身体を洗っている間、流しっ放しにすることがなくなります。
注意点としては手元止水は簡易的なものになるため、長時間水圧をかけていると壊れてしまう可能性があります。なので、浴室を出るときは必ず水栓を締めましょう。
【2】水圧が高く洗い流しやすいものを選ぶ
シャワーの水量は水圧によって変わります。いくら節水できるといっても、お湯の勢いが弱くては快適に使えません。節水シャワーヘッドを選ぶときは、水圧を確認してください。
水圧が低いとシャワーの当たりを強くしようとして、必要以上に水量を多く出しがちです。水圧の高いほうが洗い流しやすくなり、節水効率も高まります。
水圧の高さを見た目で判断するなら、シャワー穴が小さくて数が少なく、一部に密集しているシャワーヘッドです。
水圧が弱い(強すぎる)は購入後の不満になりがち
冒頭のアンケート調査でも「水圧が弱い(強すぎる)」が購入後に感じた不満の第3位に。水圧が弱いとシャンプーなどの洗い流しに時間がかかり、節水シャワーヘッドを使うメリットを感じることができません。
最近では購入前にシャワーヘッドをレンタルできるサービスもあります。うまく活用し、自分が求める水圧に近いものを購入しましょう。
【3】使い勝手のよさで選ぶ
シャワーヘッドは毎日使用するので、使い勝手のよさは大事なポイントです。使いやすいものは、持ち手の柄の部分が少しカーブしており、滑り止めがついています。自分の手の大きさに合った柄の太さを選んでください。
そのほか、あると便利な機能は下記の通りです。
シャワーヘッドの軽さ
手持ちで使うことがメインの場合、シャワーヘッドの重さもチェックしましょう。節水シャワーヘッドは軽くすぎず重すぎないほど使いやすいです。とくに、力のない人や小さなお子様が使うなら、170g前後を基準に、200g以下がおすすめです。
ただし、軽すぎると水圧でシャワーヘッドがフックから外れてしまう場合もあるので要注意です。
角度調整機能
シャワーフックに固定して使う方は、「角度調整機能」がついたものがおすすめです。フックにかけたままでもヘッドの角度を調整できるので、好きな方向にシャワーを当てやすくなり便利です。
【4】浄水機能で選ぶ
節水シャワーヘッドの中には、水道水に含まれる塩素を取り除く機能が付いている製品もあります。肌や髪へのダメージを軽減することができる「塩素機能除去」や、細かい泡で皮脂汚れなどをしっかり落としてくれる「マイクロバブルシャワーヘッド」や「ウルトラファインバブル」、「ナノバブル」など、美容効果に期待できる製品もありますので、チェックしてみてください。
【5】取り換えがかんたんなこともポイント
国産のほとんどのメーカーは互換性があるので、シャワーヘッドだけを取り換えることはかんたんにおこなえます。もしくは、標準でアダプターが付属している商品を購入すると安心ですね。
なかにはアダプターが特殊品で、取り寄せに数カ月かかるものや、特殊工具を必要とするものなどもあります。その場合は、せっかくシャワーヘッドを購入してもすぐには使用することができなくなってしまいます。
かんたんに取り付けできるか、アダプターが付属しているかもチェックポイントです。
【6】お手入れのしやすさもチェック
シャワーヘッドは頻繁に購入するものでもありません。長持ちさせる為には定期的なメンテナンスが必須です。お手入れがしやすいか、分解可能かどうかもチェックしましょう。
洗う方法としては、スポンジやブラシを使うことがベターなやり方になります。シャワーヘッドの接続部分に汚れが溜まっているので細い棒などを使うことがおすすめ。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)