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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター:坂口 愛
「片付けなくてもいい住まいの収納計画」DRAWER DESIGN坂口愛です。
日々の片付けに追われることがない住まいと暮らしのアイデアを探求し「幸せな笑顔・夢の実現」をコンセプトに独自のロジックによる「必ず片付く数の法則」「片づけなくてもいい住まいの収納計画」を提案。保有資格は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター・ライフスタイルプランナーを保有。 住まいづくりと経験を活かした暮らしに彩を与えるエッセンスをお伝えしています。セミナー講演、収納モデルルーム設計など、全国にて活動中。
見た目にもおしゃれな木製ブラインド(ウッドブラインド)。本記事では、木製ブラインドの選び方やデメリット、おすすめの商品をご紹介。安くてコスパが高い商品や、タチカワやニチベイ、ニトリやノーマンなど人気メーカーの商品から幅広くセレクトしました。
木製ブラインドとは
ウッドブラインドとは、木目調のブラインド。つまり窓を覆い日照りを調整することのできる家具です。窓の大きさにもよりますが、一面を覆うことになるので、部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。
ブラインドの素材として、一般的なものは、アルミやファブリックですが、ウッドブラインドはそれらに比べると、木の温かみを感じることができ、お部屋との相性も抜群です。木目調といってもカラーバリエーションは豊富ですので、部屋に調和するウッドブラインドをみつけてみてください。
木製ブラインドのメリットとデメリット
木製ブラインドは、見た目にすっきりしていて大変おしゃれなインテリアアイテムです。カーテンとは雰囲気も全く違うので、憧れている方も多いことでしょう。そんな木製ブラインドを選ぶにあたって、そのメリットとデメリットを簡単に確認しておきましょう。
メリット|部屋全体がすっきりとした印象に
インテリアがすっきりとした印象になるのがカーテンとの違いでありメリットです。また、スラット(ブラインドの羽根)の角度を変えることで部屋に入る光や風の量を好みに応じて細かく調整できるところもポイントといえます。またアルミや樹脂製のブラインドよりも静電気を発生しづらいので、ホコリを寄せ付けにくいところがメリットです。
デメリット|遮光性や断熱性がカーテンに劣る
カーテンや木製以外のブラインドに比べて重量が重くなりがちなところがデメリットです。ただし最近では、木製でも軽量をウリにしたタイプも出てきています。ご自宅の状況に応じて選ぶことができます。
また、木製に限らずブラインドは、構造上やむをえない点ですが、遮光性や断熱性がどうしてもカーテンに劣ってしまいます。また、ホコリが付きづらいとはいえ、濃色のスラットではホコリが目に付きやすく掃除がしにくいところもあるでしょう。
木製ブラインドの選び方
それでは、木製ブラインドの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】取付方法
【2】分割タイプ
【3】スラットの幅
【4】操作方法
【5】縦型か、横型か、
【6】ラダーコート(紐)
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】取付方法をチェック
木製ブラインドを自宅の窓に取り付けようと思い立った場合、気になるのはその取付方法ではないでしょうか。賃貸はもちろん持ち家であっても、壁に穴をあけることには抵抗感があります。
木製ブラインドは商品によって取り付けるための穴が数か所必要になりますので、それが許されるのかどうかをまずは確認する必要があります。
窓枠の内側に付けるタイプ
天井付けの木製ブラインドは、窓枠の内側にすっきり納めて取り付ける方法です。部屋をすっきり見せたい場合や、窓枠にケーシング(額縁)がついている場合、窓際に家具を配置していたりする場合には、ブラインドが窓枠内に納まるこの付け方がいいでしょう。
なお、スラットと窓枠の干渉を防ぐために、サイズは窓枠より小さくなるので、左右にすき間ができます。
窓枠の前面に付けるタイプ
正面付けは、窓枠より一回り大きく取り付ける方法です。遮光をしっかりと行ない光漏れを防ぎたい場合や、窓を大きく見せたいなどのニーズがある場合、この取り付け方がぴったりです。
一方、ブラインドの厚みがどうしても前面に出てしまうので、天井付けよりもすっきり感は減ってしまいます。また、エアコンなどが近くにある場合もぶつからないかどうか検討が必要です。
カーテンレ―ルに取り付けるタイプ
木製ブラインドには、カーテンレールにブラインドを付けてしまうタイプもあります。このタイプは、カーテンレールのランナーをすべて取り外したあと、専用の金具をレールにはめ込み、その金具にブラインドを取り付ける、という方法で設置します。
このタイプは壁に干渉しないものの、窓面が大きい場合ブラインドがかなりの重量となりカーテンレールが曲がってしまう恐れもあるので、注意が必要です。
木製ブラインドに向いている取付方法とは?
木製ブラインドの取り付けは、カーテンレールに取り付ける以外の方法、天井付か正面付がよいでしょう。賃貸の場合、カーテンレールにつけて曲がってしまうと、退去時に直さないといけないので方法として適していません。
どうしてもカーテンレールにつけたいときは、木目調の金属ブラインドか、できるだけ軽量な木製ブラインドを選ぶといいでしょう。
【2】分割タイプをチェック
木製ブラインドは、それ自体が重いです。大きな窓に取り付ける場合は、ひとつで設置せずにある程度分割して複数設置する、という方法も視野に入れられます。
分割設置は、同じくブラインドの重さが影響する日々の巻き上げ作業が楽になるというメリットもあります。窓に対して何分割にするか、ということも考えながら選んでみましょう。
【3】スラットの幅をチェック
【エキスパートのコメント】
窓装飾に使われる色は、ベースカラーの次にお部屋のインテリアの要素を左右するアソートカラーになります。ブラインドは面積が広いので、選ぶものによってかなりお部屋の印象が変わってきます。
ブラインドは、外部の光を調整するスラットと言われる羽で構成されています。このスラットの色と幅を変更するだけで、お部屋の印象をグッと変えることができます。
重厚感のあるイメージにしたい場合はスラット幅50mmの太めのものを、シャープなイメージにしたい場合はスラット幅25~35mmの細めのものを選びましょう。
ポイント:掃き出し窓にはスラット幅の広いタイプを
【エキスパートのコメント】
木製ブラインドは、天然木を使用しているのでアルミなどのブラインドに比べて重量があります。とくに掃き出し窓などで使用する場合は、高さがあるものが必要になりますし、開閉の回数が増えると負担も大きくなります。
そのため、掃き出し窓などで使用する際はスラットの幅が太いブラインドを選ぶようにするとよいでしょう。スラットの太いブラインドのほうが細いものよりもスラットの本数が少なくなり、本体の重量が軽量化できるので、開閉時の重量による負担軽減につながります。
【4】操作方法をチェック
木製ブラインドは日々開け閉めするものなので、その操作性で選ぶことも重要な観点です。木製ブラインドの操作については、ループコード式やコード式、さらに電動式などもあります。
コード式は紐で開け閉めを行ない、横のポールで採光を調整します。ループコード式は、ブラインドの開け閉めとスラットの採光の調整を1本の紐のループで操作可能です。電動式なども木製ブラインドが重たい場合などに便利です。
【5】縦型か、横型か、チェック
木製ブラインドは通常横型ですが、近年商業施設などはバーチカルブラインドといって、縦型のブラインドも人気で、一般の家庭でもよく見られるようになりました。
縦型の木製ブラインドは、頻繁に開け閉めするような窓であればスラットが風にあおられるので注意が必要です。またボリュームがあり圧迫感があるので、一般の家庭であれば横型がいいでしょう。
【6】ラダーコート(紐)をチェック
スラットとスラットをつなぐ紐のことを「ラダーコート」といい、ラダーコートの幅が広くなったものを「ラダーテープ」といいます。このラダーコートやラダーテープはさまざまな素材や色のパターンがあり、ここに着目して選ぶのも楽しいでしょう。
ポイントは、木製ブラインドのスラットの色になじませるか、あるいはアクセントにするか決めることです。部屋のイメージもあるので、ぜひ合致した組み合わせを楽しんでみてください。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
木目の塗装も確認しよう
木製ブラインドは、天然木のスラットに塗装で仕上げてあります。塗装の仕方によって、木目がしっかりと浮き出るものと、木目を塗りつぶして見えないものとがあります。
天然木のナチュラルさを生かした木目がしっかりと出ているブラインドは、お部屋をナチュラルな印象にしてくれます。また、木目が出ない塗装仕上げのものは、スタイリッシュでモダンな印象のお部屋にしてくれますよ。
おすすめの木製ブラインド人気メーカー
ブラインドの中でもお洒落に空間を彩るウッドブラインド。木目調だけでなくカラーバリエーションも豊富にあります。人気のあるメーカーをご紹介します。
タチカワ
ブラインドメーカーの中でも、高品質なウッドブラインドを展開するタチカワ。業務用から家庭用まで幅広くブラインド商品を取り扱っており、オーダーメイドにも力を入れているのが特徴です。シンプルで飽きの来ないデザインで、大人のこだわりをもつお客様に満足感のある商品を提供しています。
ニトリ
「お、ねだん以上。ニトリ」のCMでも同じみのニトリ。家電業界では珍しいSPA(自社生産)のノウハウを取り入れた手法で、「低価格で高品質」な商品を実現しています。ウッドブラインドについても、ニトリらしく、他の家具を邪魔しないテイストで、シンプルで飽きの来ないデザインを揃えています。
さくらインテリア
ECをメインに展開するさくらインテリア。デザイン性の高い商品を数多く取り揃えているので、カラーバリエーションも豊富。お部屋の雰囲気に合わせたブラインドを探すのであればぴったりのメーカー。部屋の大きな存在感となるウッドブラインドをさくらインテリアであればたくさんの商品の中から探すことができます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)