ジャニーズ事務所は5日、アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮がグループを脱退し、9月30日をもってジャニーズ事務所を退所すると発表した。
事務所は「このような決断に至りました経緯としまして、2018年、関ジャニ∞は長年苦楽を共にしたメンバーの脱退、また、安田章大の大きな怪我により環境が大きく変化致しました。全員が満身創痍の状態でグループ活動ならびに個人活動を続ける中、それぞれが“自分達の人生”、そして、“これからの生き方”について考え、メンバー同士、また、事務所スタッフとも沢山の話し合いを重ねて参りました」と報告。
「一人一人が各々の『これから』のことを熟考した結果、本年3月末、錦戸が7月から始まる5大ドームツアーを最後にグループから脱退し、9月末にジャニーズ事務所を退所して新たな活動をする事になりました」と経緯を説明した。
ツアー終了後の発表となったことについては「錦戸の脱退を受け入れて15周年の記念ツアーを開催させて頂く上で、メンバーの希望はファンの皆さまに心からコンサートを楽しんで頂きたい、皆さまのお陰で関ジャニ∞がデビュー15周年を迎えられた事に感謝したいという強く、熱く、純粋な想いが全てで、今回のことはコンサートツアー終了後にお知らせすることにさせていただきました。ご報告遅れましたことを心よりお詫び申し上げます」と伝えた。
また、「ツアー準備中の6月18日に弊社社長のジャニーが救急搬送され、その病床をメンバー全員で見舞った際、一人一人が自身のこれからの人生に向き合う覚悟を、心の中で伝えました。そして7月14日からのツアー開始前にジャニーとの悲しい別れが訪れ、6人は長きに渡る感謝の想いを胸にステージに立ちました」とメンバーの思いを説明。
「関ジャニ∞の新たなスタートにつきましては、ジャニーのお別れ会が滞りなく執り行われた後に発表したいとメンバー・スタッフ間で話し合い、本日、このような形での発表となりました」とし、「6人それぞれがファンと関係者の皆さまへの感謝を胸に、これからも芸能活動を続けて参りますので、今後とも関ジャニ∞並びに錦戸亮を温かくご支援いただけますこと、心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。