お笑いタレントの東野幸治が4日、都内で行われた読売テレビ・日本テレビ系単発バラエティ番組『地獄絵図グランプリ』(19日24:09~25:04)の収録後に取材に応じた。
この番組は、人生で誰もが一度は味わったことのある地獄体験を再現VTRで紹介していくというもの。今回は、ダイアン、アンミカ、麒麟・川島明、長州力、西野未姫の地獄体験エピソードが明かされ、東野は、“三度の飯より他人の地獄が大好き”という立場で、VTRを見守る。
進行役でフリーアナウンサーの宇垣美里、パネラーで女優の夏菜、お笑いコンビのかまいたちも出演するが、東野は「なかなか会わない5人が会って、なかなかぎこちない感じでしゃべってるのが新鮮で楽しかったです」とニヤリ。さらに、「最近はサンドウィッチマンさんとか、(博多)華丸・大吉さんとか、コンビの仲が良いっていうのがトレンドじゃないですか。そういうのあんまり好きじゃないんです。かまいたちのギスギス感が楽しいな(笑)」と、ご満悦の様子だった。
また、自身の経験した地獄について、宇垣は「私たちアナウンサーの地獄って、切れ味が鈍いんです。紙で切ったみたいなジワジワ痛い感じなので、皆さんとの切れ味とは違って本当にお恥ずかしい限りです」と告白。具体的には「一番最後にスケジュールが送られてくるので、なかなか次の日何時に行けばいいのか分からないことが多かったというのはありますね」と振り返った。
これに対し、東野は「切れ味のある僕らのほうが地獄ですけど、ジワジワ地獄のほうがつらいでしょ? 答えが出ない地獄やから治りもしないし。われわれはそれをネタにできて成仏するけど、アナウンサーの方はネタにできない状況ですから、たぶんつらいアナウンサー時代だったんだろうな」と想像したが、宇垣は「そんなことないです(笑)」と、即否定していた。