女優の宮澤エマが、あす6日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に登場する。
芸人に詳しくないという宮澤は、もう1人のゲストであるかまいたち・濱家隆一の名前を聞いてもピンとこない様子。そんな宮澤のためにメーンキャスターのアリタ哲平(有田哲平)は、濱家に改めて自己紹介してほしいと頼む。しかし、アリタが濱家にリクエストした自己紹介は、濱家にとって不本意なもので…。
今回は「今、東京が危ない」と題し、昨年から東京で暮らし始めた濱家が、現在の東京に迫るさまざまな危険について調査報告する。最初に取り上げるのは、社会インフラの老朽化。東京のインフラは1964年の東京オリンピックをきっかけにして集中的に整備され、すでに50年以上が経過しているため、老朽化が深刻な問題となっている。しかし、濱家が首都高速の老朽化について解説を始めると、カメラは濱家ではなく、あるものを映し続ける。
続いて、都内マンションの価格暴落について濱家が解説。すると、またしても濱家の解説とは無関係のものがメーンで映る。我慢の限界に達した濱家は「そんなに数字見込めないですか?僕」と不満をぶちまけ。濱家自身が察する通り、まだ知名度の低い濱家では視聴率が取れないのではないかという懸念から、今回は視聴率が取れそうな映像を交えるという方針で進められていたのだ。
アリタは、あくまで濱家がメーンだと言って濱家をなだめ、濱家はアリタの言葉を信じ、東京の危険に関する解説を再開。しかし、視聴率確保も必須事項という難しい局面で、アリタがMCとして選んだ手段とは…。アリタの思いがけないアイデアに、宮澤までもが巻き込まれる。
収録を終えた宮澤は「お芝居のような雰囲気で出演者の皆さんが役に入り込んでいらっしゃったので、緊張しました。ポーカーフェイスを保とうと頑張ったんですけど、中盤以降は耐えられなかったです。コメンテーターという立ち位置だったのに、収録が進むにつれて自分がどんなスタンスでいたらいいのか分からなくなりました(笑)。とても面白かったです」と感想をコメント。
濱家については「最初は余裕があったと思うんですけど、だんだん汗をかいていくのが分かって、この番組は“ガチ”なんだなと実感しました(笑)。濱家さんがいろんなことを仕掛けられながら果敢に挑む姿を見ていると、応援したくなるんです。ただ、私の立場としてはできなかったので、心の中で応援していました」といい、「エンディングは、カオスでしたね(笑)。最後に壮大な物語のクライマックスが待っていた…という感じがしました。私も、見たことのないものを生で見られて、貴重な体験ができました」と振り返った。
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