日経BP総研 メディカル・ヘルスラボとラブテリは9月3日、「働く女性の仕事と健康に関する調査」の結果を発表した。調査は4月17日~5月13日、全国の20~69歳の働く女性1,027名(うち正社員77.7%)を対象にインターネットで行われた。

  • 長く働き続ける自信×健康への自信

    長く働き続ける自信×健康への自信

長く働き続ける自信が「(まぁまぁ)ある」女性と「(あまり)ない」女性について、それぞれの健康状態を調べたところ、「健康である」(88%)あるいは「まぁ健康である」(73%)と回答した人の7~8割を、「長く働き続ける自信が(まぁまぁ)ある」女性が占める結果となった。

  • 離職した人/考えた人の主な理由

    離職した人/考えた人の主な理由

続いて、女性の離職理由について調査したところ、1位「心の不調」(68.4%)、2位「身体の不調」(59.2%)、3位「睡眠障害」(13.0%)という結果に。また、「不妊」「妊娠中の不調」「月経前困難症」「産後の不調」「生理痛」「更年期」といった女性特有の症状を挙げる人も。さらに、「月経症状」や「更年期症状」が仕事のパフォーマンスに影響を及ぼしているか尋ねたところ、「更年期症状」では49.7%、「月経症状」に関しては67.8%の女性が、仕事のパフォーマンスが低下すると回答した。

  • 健康的に勤務するために勤務先に対して望むこと

    健康的に勤務するために勤務先に対して望むこと

健康的に勤務するために、勤務先に対して何を望むかを聞くと、1位「甲状腺や貯蔵鉄など女性の健康に特化した血液検査」、2位「検診制度全般の充実」、3位「より自由度の高い勤務制度」、4位「周囲や同僚や上司からの理解が得られる雰囲気作り」、5位「福利厚生の充実」(26.1%)が上位に並んだ。