NTTドコモとau(KDDI)、ソフトバンクは9月4日、他キャリア宛ショートメッセージサービス(SMS)の最大送信文字数を拡充すると告知した。従来は70文字だったが、9月10日から670文字まで送れるようになる。

3キャリアとも、これまで同じキャリア同士のSMS送信では最大670文字での送信が可能だったが、他キャリア宛のSMS送信は最大70文字(半角英数字のみの場合160文字)までしか送れなかった。

9月10日から、他キャリアの携帯電話やPHSへ送信できるSMSの文字数が最大670文字(半角英数字のみの場合1530文字)まで拡張される。送信文字数に応じて、1回あたり3~30円の送信料が必要。文字数と送信料金(税別)は下記の通りで、各キャリア同じとなる。SMSの受信は無料。

2バイトで換算した場合(半角英数字のみの場合) 1回あたりの料金(税別)
1~70文字(半角英数字のみの場合1~160文字) 3円
71~134文字(半角英数字のみの場合161~306文字) 6円
135~201文字(半角英数字のみの場合307~459文字) 9円
202~268文字(半角英数字のみの場合460~612文字) 12円
269~335文字(半角英数字のみの場合613~765文字) 15円
336~402文字(半角英数字のみの場合766~918文字) 18円
403~469文字(半角英数字のみの場合919~1,071文字) 21円
470~536文字(半角英数字のみの場合1072~1,224文字) 24円
537~603文字(半角英数字のみの場合1225~1,377文字) 27円
604~670文字(半角英数字のみの場合1378~1,530文字) 30円

最大670文字を利用するには、ソフトバンクでは「+メッセージ」(バージョン10.2.11以降)や「SoftBankメール」(バージョン8.0.0以降)アプリで「連結SMSで送信」をオンにする必要がある。また、auでは2017年5月以降発売の端末で「auSMS」、もしくは2017年4月以前の端末で「+メッセージ」でSMSを利用している人が対象となるなど条件があるため、自分が使っているキャリアの条件を確認しておきたい、