パナソニックオートモーティブは9月4日、SDカーナビステーション「ストラーダ」シリーズのスタンダードモデル4機種を発表した。11月上旬より発売する。価格はオープン。店頭価格は、カー用品店向けの200mmワイドパネルモデル「CN-RA06WD」が8万円前後など。

  • CN-RA06WD

    CN-RA06WD(カー用品店向け200mmワイドモデル)

  • CN-RA06D

    CN-RA06D(カー用品店向け180mmワイドモデル)

全モデル7V型サイズのAV一体型カーナビゲーションシステム。4機種をラインナップし、店頭価格は、カー用品店で取り扱われる200mmワイドパネルモデル「CN-RA06WD」と180mmモデル「CN-RA06D」が各8万円前後、特定販路で提供される200mmワイドパネルモデル「CN-RE06WD」と180mmモデル「CN-RE06D」が各7万円前後を見込む。

  • CN-RE06WD

    CN-RE06WD(特定販路向け200mmワイドモデル)

  • CN-RE06D

    CN-RE06D(特定販路向け180mmワイドモデル)

ディスプレイの解像度は800×480ドットで、輝度は1.3倍、コントラストが1.5倍になり視認性が向上した。使用頻度の高い基本操作性も改善している。

Bluetoothオーディオ機能はAACコーデックに対応しており、スマートフォンと連携して保存した音楽を再生できる。音楽CDをSDメモリーカード(別売)に8倍速で録音する機能も装備。アンプ出力は最大50W×4ch。

前後2カメラタイプのドライブレコーダー「CA-DR03TD」(別売)と連携することで、走行中やバック時に後方の映像を視認できる。

ナビ機能では、見落としがちな道路標識情報などを事前に音声と画面で通知する「安全・安心運転サポート」を搭載。生活道路区域「ゾーン30」は色分け表示し、高速道路や有料道路などでの逆走検知機能も搭載する。「信号情報活用運転支援システム」にも対応した。

交通情報システム「VICS WIDE」の情報を基にした「スイテルート案内」機能を搭載し、道路状況に合わせて自動で最適なルートを再探索しての案内が可能。所要時間と距離の増減がひと目で分かるルート比較機能も搭載する。

地図データは、交通事故防止対策のカラー舗装や2020年の東京オリンピック / パラリンピックに向けて変更された標識情報などを採用したものを収録。地図の更新はWebダウンロードで行い、全地図更新データは3年間に1回提供され、部分更新地図データは3年の間に年6回配信される。対応予定日は2022年12月10日(予定)まで。

スマートフォンとの連携では、検索した目的地を転送できる「NaviCon」を利用可能。本体サイズは、200mmワイドパネルモデルがW205×D177×H104mm、180mmモデルがW178×D184×H100mm、重さは全モデル約2.5kg。