パナソニックオートモーティブは9月4日、SDカーナビステーション「ストラーダ」シリーズから、「CN-RX06WD」と「CN-RX06D」の2モデルを発表した。11月上旬より発売する。価格はオープン。店頭価格はどちらも11万円前後を見込む。
ブルーレイプレーヤーを搭載する7V型モニター搭載のカーナビゲーションシステム。「CN-RX06WD」と「CN-RX06D」の違いはパネルサイズで、「CN-RX06WD」が200mmワイド、「CN-RX06D」が180mmのモデルとなる。
従来モデルからディスプレイの輝度が1.3倍、コントラストが1.5倍に向上しており、車内でも見やすい画面でブルーレイを視聴できる。最大50W×4のアンプも内蔵。ディスプレイの解像度は800×480ドット。
前後2カメラタイプのドライブレコーダー「CA-DR03TD」(別売)と連携することで、走行中やバック時に後方の映像を確認可能。駐車時のサポートやあおり運転対策に利用できる。
カーナビ本体の「安全・安心運転サポート」機能では、見落としがちな道路標識情報などを事前に音声と画面で通知。生活道路区域「ゾーン30」では色分け表示し、速度を超過すると警告を発する。高速道路や有料道路の逆走検知機能も搭載する。
内蔵地図は、交通事故防止対策のカラー舗装や2020年開催の東京オリンピック / パラリンピックに向けて変更された標識情報などを採用したもの。さらに、交通情報システム「VICS WIDE」の情報を基にした「スイテルート案内」機能を搭載。道路状況に合わせて自動で最適なルートを再探索してくれる。
「信号情報活用運転支援システム」にも対応。青信号通過を知らせる「信号通過支援」、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号への残り時間を知らせる「発進遅れ防止支援」などにより、スムーズな走行に役立つ。
地図データは、2022年12月10日(予定)までのものをWebダウンロード更新にて提供する。全地図更新データは3年間に1回提供され、部分更新地図データは3年の間に年6回配信される。スマートフォンで検索した目的地を転送できるアプリ「NaviCon」や、カーナビと対話しながら目的地設定できる音声認識機能も搭載。
HDMI入力×1系統、HDMI出力×1系統を備え、本体サイズは、CN-RX06WDがW206×D176×H104mm、CN-RX06DがW178×D185×H100mm、重さはともに約2.7kg。