KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が4日、東京ドームで開催されたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」に参列。光一は「やっぱりYOUって言ってほしいんですね」と思いを明かし、これを聞いた剛も「言ってほしいですね」と、ジャニーさんを象徴する言葉を懐かしんだ。
近藤真彦や嵐といったジャニーズ事務所所属タレントのほか、光GENJIの元メンバーである大沢樹生、真矢ミキ、黒柳徹子なども来場した今回のお別れ会。報道陣の前に登場した光一は「(お別れの会で)ジャニーさんの子供である私たちは、本当に穏やかで。そういった時間をジャニーさんが最後に作ってくださったんだなあと」としみじみ。
剛は「お父さんの代わりもしてくれたり、友達みたいにもしてくれたり」とジャニーさんとの関係を振り返りつつ「本当にジャニーさんに一つ謝らなきゃいけないなあと思っているのは、ジャニーさんの物まねをね、むちゃくちゃやりすぎた」と懺悔。「いじらずにはいれなかった」とジョーク交じりに続けたが、ものまねはジャニーさん本人にも見せていたそうで「公認なはず」とも。
そんな剛は、ジャニーさんが少年のような眼をしている人だったと回想。「そのままの目でいつも優しく見つめてくれていた」と感謝したうえで「地球上にある言葉と思いを探してみても、感謝とか、愛しているよという思いが、うまく伝えられないなあっていうのが正直なところ」と襟元を開いた。
光一はお別れ会を行ったことについて「(ジャニーさんは)たぶん嫌がっている」と言い、剛も「恥ずかしがり屋なので」と人柄を紹介。剛はお別れの会が東京ドームで行われることを踏まえ「僕たちにとっても思い出深い、この東京ドームという場所で、ジャニーさんのお別れ会をやる日が来るっていうのは、思っていなかったことですけど…色々な思いが、やっぱり今日は駆け巡りますね」と感慨深い様子だった。
その後、ジャニーさんに伝えたいことを問われた剛は「『ありがとう』ということと『愛してるよ』ということ」とシンプルに回答。光一は今でも心に残っている言葉を聞かれると「YOU最悪だよ」を挙げ「いつも言うんですよ」と照れ笑い。ただ、ジャニーさんが自分を褒めていたことも知っていたとしたうえで「それこそがジャニーさんの愛情なんだなって、僕ももちろん分かっています」とも話していた。