ニコンは9月4日、プロ向けのデジタル一眼レフカメラ「D6」の開発を進めていると発表しました。機能や装備などの詳細は公開されていませんが、現行モデル「D5」と同様の縦位置グリップ一体型ボディを採用した一眼レフ、ということは明らかになりました。2020年の東京オリンピック、ニコンは一眼レフが主役となりそうです。価格、発売日は未定となっています。

  • ニコンが開発を発表したプロ向けデジタル一眼レフカメラ「D6」

今回ニコンが公開したのは、標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を装着したD6の写真のみ。高い撮影性能を持つ現行のD5(2016年3月発売)からどのように進化しているのかは分かりませんが、Fマウントを採用した一眼レフ、ということは明らかになりました。

今年は、ニコン最初のデジタル一眼レフカメラ「D1」の発売から20周年、ニコンFマウントの誕生から60周年にあたることから、かなり気合いの入ったカメラになることが予想されます。

D6と同時に、望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」も発表しました。このズームレンジでは初となるF2.8通しの大口径モデルで、製品名にはこれまでにない「SR」の表記が見受けられるのが注目といえます。こちらも詳細は明らかになっていません。

  • 一眼レフ用の望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」