元乃木坂46の若月佑美が、4日から東京・国立新美術館にて開催されている展示会「第104回二科展」にて入選した。同展示会での入選は、今年で8年連続となる。
昨年末に乃木坂46を卒業後、女優として活動を続ける若月。自由テーマをポスターで表現するA部門で入選したことを受け、「昨年まで乃木坂46のアイドルと並行して作品を手掛けていましたが」と振り返り、「グループを卒業した事で自分自身を見つめ直す中、気持ちのギアを上げていかないと取り掛かれないと思い、今回作品を応募するかどうか正直悩みました」と胸の内を明かした。
苦悩の末に作品を完成させ、「今回の作品は約2カ月ぐらいかかりましたが、出来上がった時に継続させる大切さを身に染みて感じました」と再認識。「作品を見ると一瞬“猫”に見えますが、よく見ると実は“花”だったという事がコンセプトです」とした上で、「普段自分が“白”に見えているものが実は“黒”だったりと、見方が狭くならずに、もっと視野を広げようという事を表現しました」と同作に込めた思いを語っていた。