歌手で俳優のディーン・フジオカがこのほど、都内でフジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』(10月7日スタート、毎週月曜21:00~ ※初回30分拡大)のクランクインを迎えた。
名探偵・シャーロックと医師・ワトソンが難事件を解決していく古典ミステリーの傑作を、ディーンと岩田剛典のコンビで現代の東京を舞台に映像化する同ドラマ。この日の撮影は、謎の死を遂げた消化器内科医師の過去をひも解くため、犯罪捜査の専門コンサルタントである誉獅子雄(ディーン)が、被害者の大学時代の教授を訪ねるシーンだ。
西谷弘監督と綿密にすり合わせながらディーンならではの“シャーロック”像を丁寧に探っていく。キャラクター創造についてディーンは「今日いろいろと試すことができたので、監督とコミュニケーションを密に取りながら、より輪郭がはっきりとした“シャーロック” 像を作っていけたらいいなと思います」と、確かな手応えを十分に感じている様子だ。
西谷監督とは『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(18年4月期)以来、約1年半ぶりのタッグとなるディーンだが、ブランクを感じさせない息の合ったやりとりを見せ、「(西谷組は)同窓会みたいな感じですね。この現場の居心地の良さを今回初めてご一緒する方にも浸透させていけたらと思います。長いようで短い1クール、記憶に残るようないい思い出をみんなで一緒に作れたらいいなと思っています」と意気込みを見せた。
そして、今後バディを組むことになる、原作上“ジョン・ワトソン”にあたるキャラクター・若宮潤一を演じる岩田との共演シーンも控え、「岩ちゃんとは次の撮影現場で初共演になります。リハーサルでいろいろトライしてきたので、間の感じやタイミングは分かってきています。現場でいかに遊んで、一緒に楽しんでいけたらと」と、期待を示していた。
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