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【この記事のエキスパート】
マラソン完走請負人:牧野 仁

マラソン完走請負人:牧野 仁

アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。

アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門に行うJapanマラソンクラブを設立。

NHKBS「ラン×スマ」などで指導。著書「楽して走ろうフルマラソン」など多数執筆。(有)スポーツネットワークサービス代表


活動量計を使えば、歩数・歩行距離・消費カロリーなど、日常生活におけるさまざまな行動を記録することができます。この記事では、「Fitbit」「ガーミン」「オムロン」「タニタ」や他メーカーの活動量計など、ユーザー・編集部が選んだおすすめモデルと選び方のポイントについてご紹介します。

活動量計とは?

活動量計(ウェアラブル活動量計)は、クリップ型や手首や足首に着ける腕時計のようなリスト型の形状をしており、睡眠時間や心拍数、運動中の消費カロリーなどライフログを計測することができます。日常的に身に着けられるため、運動や健康管理をするのにとても便利なアイテムです。

また、なかにはスマートフォンと同期(ペアリング)することで、活動データを24時間記録し続けてくれます。ほかにも音楽プレーヤー機能や電話の着信、LINEの操作ができるものなど、スマートウォッチと同じ機能をもつものもあります。

用途で選ぶ
活動量計の選び方

活動量計は大きくクリップ式とリストバンド式に分けられます。クリップ式はいわゆる万歩計に近い形状のものが多く(例外あり)、消費カロリーや歩数、距離、時間などの測定ができます。

一方、リストバンド式はApple WatchやFitbit、GARMINなどが有名で、クリップ式の機能に加え、心拍数や睡眠サイクル、音楽を聴く、電話の着信、LINEの操作などを行うことが可能です。

今回は、マラソン完走請負人の牧野 仁さんに、活動量計を選ぶときのポイントを教えてもらいました。どんな商品を選べばいいのか悩んでいる方は、エキスパートの視点を商品選びに活かしてみましょう。

装着場所で選ぶ
種類

まずは、クリップ型やリストバンド型など装着場所の種類についてご紹介します。

クリップ型

出典:Amazon

クリップ型は、長さ7cm前後と小さく重さも30g以下なので、クリップでベルトにとめたり、ポケットに入れたりできるものはほとんど携帯している感覚がありません。

活動量計を使う目的の多くは、1日の歩数や消費カロリーを把握することにあります。1日の終わりに活動量を確認するだけでなく、朝・昼・夕方などに、自分が今どのくらい歩いているのか、今日はもうちょっと動いて消費カロリーを増やしてみようかなど、その都度画面で確認する際には、活動量がシンプルに表示されるものがいいでしょう。

そのため、クリップ型の活動量計なら画面表示の文字が大きく、見やすくてわかりやすいタイプを選ぶのがおすすめです。

リストバンド型

出典:Amazon

リストバンド型の活動量計には、腕時計と一体化した「スマートウォッチ」のようでありながら、コンパクトなデザインのものが多く、脈拍や睡眠の質、消費カロリーまで計測が可能です。なかには時計やGPS、LINEの通知機能など腕時計やスマホの代わりになるような多機能タイプもあります。

こういった商品の多くは、多機能さをセールスポイントにしているものが多くあります。計測できるデータが多く、自分自身のコンディションや運動をいろいろな角度から見られるのは魅力的です。

ただし、測れる項目には注意しましょう。たとえばランニング中の運動量や心拍数、移動距離が知りたいのに、睡眠の質の計測は不要ですし、操作が煩雑になり使いこなせないなんてことにもなります。

計測できる項目と自分が測りたい項目とを見比べつつ選びましょう。

走行記録・心拍・消費カロリー・睡眠
目的に合わせて機能で選ぶ

活動量計は、自分が何の項目を測りたいかによって選ぶモデルが変わってきます。心拍数と歩数だけを測れればよいのか、それともトレーニング中や1日の運動量、睡眠中の眠りの深さなども測りたいのか、といった具合に商品もその機能が備わっているものを選ぶ必要がでてきます。

走行記録

出典:Amazon

最も基本的な機能のひとつである歩数や自転車、ランニング、ウォーキングなどで走行記録を行うことができます。また、GPS内蔵のものなら、走行ルートや距離、速度なども測定することができます。

心拍

出典:Amazon

ランニングやサイクリングといった有酸素運動をトレーニングに取り入れたいのであれば、心拍数が測れるモデルがおすすめです。また、心拍数の測定が搭載されているものなら、心拍の変化を常に目視で確認できるため、自身の身体に異常がないかチェックすることができます。

消費カロリー

出典:Amazon

活動量計をダイエット目的に取り入れたいという方には、消費カロリーを測れるものがおすすめです。運動だけでなく、仕事中、家事など日常生活で消費したカロリーも常に確認できるので1日の総消費カロリーを把握するのにとても便利です。

睡眠

加速度センサーや心拍モニターを搭載していることで、睡眠時間だけでなくレム睡眠、ノンレム睡眠など眠りの深さや睡眠の質を測ることができる機能です。

防水防塵・バッテリーのもち
安心な性能で選ぶ

ここでは、防水防塵・バッテリーなど性能について見ていきます。

「防水防塵性能」があると安心

出典:Amazon

防塵性能は、最高ランクのIP6が「粉塵の侵入を完全に防ぐ」としており、また、防水性能はIP8が最高ランクで「水面下での使用が可能」となっています。

防水性能はIP5で生活防水とされていますので、目安として、IP65程度あるとよいでしょう。

「バッテリー」が長持ちすると安心

出典:Amazon

活動量計は、充電タイプと電池交換タイプの2種類あります。バッテリーは長く持続するにこしたことはありませんが、目安として最低1週間はもつものだと安心です。

また、スマートウォッチの場合は、音楽再生やGPSなどがバッテリーを消費します。それらをオフにした「心拍計+ペアリングON」の状態で1週間以上もつものを選びましょう。

シリコン素材がおすすめ
素材で選ぶ

出典:Amazon

ベルトの素材はなるべくやわらかいタイプがおすすめです。シリコンのような水を弾き防水性のある素材だと見た目もきれいで清潔に使えます。

見た目がおしゃれなものを
デザインはシーンに合わせて選ぶ

出典:Amazon

活動量計は細身ディスプレイよりも大型ディスプレイのほうが見やすいです。また、ベルトが交換できるタイプであれば、仕事中は大人しめのカラー、オフの日は明るめのカラーといった具合に、その日の気分に応じてベルトのカラーを交換することもできます。

安い・高コスパ
予算に合わせて選ぶ

出典:Amazon

予算に応じて必要な機能をしぼりこんでいくのもひとつの手かもしれません。GPS搭載のスマートウォッチはどうしても価格が上がりがちなので、とくにこだわりがないようであれば、必要最小限の機能にしぼってみるのもよいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)