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【この記事のエキスパート】
懐石料理「温石会」主宰:入江 亮子
四季をいかした懐石料理・郷土料理・精進料理・節句料理を教えるほか、茶懐石の出張、地域の特産品開発、メニュー開発などを行っている。
また、日本酒利き酒師・焼酎利き酒師・日本酒学講師・酒匠として、お酒と料理のマリアージュも数多く提案。カルチャースクールなどでの日本酒講座も多数。
世界的料理本アワード、グルマン大賞2019で「八寸・強肴で困らない本」がグランプリを獲得。
暑い時期でも、日本酒の冷たい温度を保ち、美味しく飲めるような工夫されている冷酒器。この記事では、冷酒器の選び方とおすすめ商品をガラス製・陶器製など素材別にご紹介します。氷ポケットつきやおしゃれな徳利(カラフェ)セットもありますよ。
氷が解けても日本酒が薄まらない!
冷酒器の特徴
夏場は冷酒を飲みたくても、すぐにぬるくなってしまうことも。冷酒器は冷たい日本酒などできるだけそのままの温度を保てるように工夫されています。
たとえば、お酒を入れる箇所と氷を入れる箇所が別々になっている製品があります。氷が解けることで、日本酒が薄まることを防ぎ、本来の味をそのまま楽しむことができます。
また温度を保つための冷酒器の素材はさまざまです。銅製で冷えにくい日本酒タンブラーのようなタイプや和の雰囲気のものから、涼しげなガラス製、ユニークなデザインまであるので見た目で楽しむこともできます。
冷酒器の選び方
日本酒学講師の入江亮子さんに、冷酒器を選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは以下の5つです。
【1】容量は小ぶりなサイズを選ぶ
【2】飲み口が広いお猪口なら香りも楽しめる
【3】お猪口やぐい呑だけでも十分楽しめる!
【4】酒器の素材で選ぶ
【5】氷ポケット付きカラフェなら長く冷酒が楽しめる
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】容量は小ぶりなサイズを選ぶ
冷酒を飲むときは、なるべく小ぶりのお猪口を選びましょう。せっかくキンキンに冷やした日本酒も時間がたつとぬるくなって味わいが損なわれてしまいます。ぐいっと飲んでも飲み疲れしないようなサイズ感を選べば、おいしい冷酒を悪酔いせずに長く楽しむことができますよ。
【2】飲み口が広いお猪口なら香りも楽しめる
スムーズな飲み口をダイレクトに感じたいなら、縁(ふち)がうすく、飲み口が広めのお猪口がおすすめです。
飲み口が狭いお猪口は、喉をあげて飲むと口内の奥に流れやすいため、喉越しを楽しみたい場合や、味わいがシンプルなお酒に向きます。
【3】お猪口やぐい呑だけでも十分楽しめる!
日本酒を飲むときに想像するのは、お猪口と徳利のセットではないでしょうか?今は日本酒のサイズもさまざまで、一升瓶だけではなく750ミリの小ぶりなサイズや500ミリサイズなども販売されています。
冷蔵庫に収まるサイズなので、徳利にわざわざ移さずにそのままお猪口に注いで飲むスタイルも普通です。わざわざセットで購入しなくてもお猪口だけでもお気に入りのものを用意するだけで気分も盛り上がります。
【4】酒器の素材で選ぶ
見た目だけでなく、素材によっても口当たりが変わってきます。自分好みの味わいになる素材を選びましょう。
ガラスの酒器
ガラスの透明で氷のような様相は、見ているだけで涼しく感じるもの。日本に古くからある切子(きりこ)というカットグラス工法で作られたものは、光に反射してうつくしいので目でみても楽しめる。
最近では温度変化に強く割れにくいものや、「うすはり」といって非常にうすく繊細な商品も作られています。結露しにくい構造になっている「ダブルウォール」のグラスもヒットしていますね。
陶器の酒器
陶器の酒器はガラス製の酒器よりも口当たりがまろやかになります。陶器の酒器の飲み口は端が丸みを帯びているものが多いので、飲み心地もいいでしょう。また、熱燗を飲む方は耐熱性のある陶器の酒器を購入するとどちらでも使えるので便利ですよ。
金属製・錫(すず)の酒器
錫製の酒器は、保冷性があるため冷たい状態を保ってくれます。お値段はガラス製や陶器製と比べるとはりますが、見た目も高級感があるので、高級な日本酒を飲む方や雰囲気を大切にしている方におすすめの素材です。
【5】氷ポケット付きカラフェなら長く冷酒が楽しめる
せっかく冷蔵庫で冷やした冷酒も暖房の部屋で飲んでいたら、ぬるくなってきてしまいます。そんな時に便利なのが、氷ポケットが付いているカラフェ。
使い方は、氷がとけてしまったら、新しい氷を追加するだけです。見た目にもおしゃれですし、冷え冷えの冷酒をしばらくの間楽しむことができます。お正月やパーティーの時に机に置いてあるだけで映えます!
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)