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【この記事のエキスパート】
自動車媒体&モノ媒体エディター/ライター:高橋 満
20代はいくつかの編集部を経て中古車雑誌の編集部に。28歳でフリーランスのエディター/ライターとしての活動を開始し、中古車雑誌、音楽雑誌など複数媒体をかけ持つように。現在は自動車媒体、モノ媒体などでの執筆のほか、自動車メーカー広報誌などの制作を行っています。
著名人から一般の人までインタビューも得意としています。
エコタイヤに替えて愛車の燃費を向上させたいと考えていても、エコタイヤとはどのような種類のタイヤかよく知らない、ノーマルタイヤと何が違うのかわからない、そんな方も多いのではないでしょうか。この記事では、エコタイヤの選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品とをご紹介します。
エコタイヤを選ぶポイント
自動車ライター&エディターである高橋 満さんに、エコタイヤを選ぶポイントを教えていただきました。
エコタイヤかどうか等級基準のラベリングをよく確認して購入する
クルマはエンジンが生み出した力でタイヤを回して前に進みます。数万点あるクルマの部品のなかで唯一路面と接しているタイヤには、つねに路面との摩擦力(転がり抵抗)がかかっていて、アクセルから足を離すと摩擦力などにより、ブレーキを踏まなくてもクルマのスピードはだんだんと落ちていきます。
この抵抗を小さくすることでスピードの落ち方を少なくし、アクセルを踏む時間を減らして燃費をよくしてくれるのがエコタイヤ(低燃費タイヤ)です。
タイヤの転がり抵抗係数(RRC)はAAA、AA、A、B、Cの5等級に分けられていて、AAA、AA、Aと表示されるものがエコタイヤになります。
コーナーリングで滑ることがないよう、ウェットグリップ性能にも注目!
燃費以外にも安定した走り、乗り心地、走行中の騒音など、安全で快適な走りのためにタイヤはさまざまな役割を果たしています。そのなかでも安全に走るために重要となるのがウェットグリップ性能です。
ウェットグリップ性能はa、b、c、dの4等級に分けられています。どれだけ転がり抵抗が少ないタイヤでもウェットグリップ性能がa~dの範囲にないとエコタイヤにはなりません。
基本的にはa~dという記号が表示されているタイヤはじゅうぶんなウェットグリップ性能がありますが、個人的には転がり抵抗の等級がひとつ落ちてもウェットグリップ性能が高いタイヤを買ったほうが安心感は高まると考えています。
ミニバン用、SUV用など愛車の特性にあったタイヤを選ぼう!
ほとんどの人はご存じだと思いますが、タイヤは乗っているクルマに適合したサイズを選ぶのが大原則。サイズは「165/60R15」という風に表示されます。最初の「165」はタイヤの幅(mm)、「60」は断面の高さをへん平率(%)で表したもの、「15」はリム径(タイヤの内径/インチ)になります。クルマに合うタイヤサイズは取扱説明書、または現在履いているタイヤで確認してください。
そして現在はミニバン、セダン、コンパクトと、ボディタイプごとの特性に合わせたタイヤも多く発売されています。
価格と愛車の燃費が適応するものを
エコタイヤは一般的なタイヤと比べると価格帯もやや高めの設定になっております。エコタイヤを使用すると、燃費が1〜5%向上すると言われています。
一方で、エコタイヤの性能と車の相性が良いかもチェックする必要があります。高価なエコタイヤに変えると燃費が必ず向上するとは限りません。自分が欲しいタイヤを購入しましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)