◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
DIYの必須アイテムのひとつであるスパナは、一本用意しておくと何かと便利です。ボルトやナットを締めることができ、100均の商品からプロ仕様の高級品まで、値段も種類もいろいろあります。この記事では、スパナの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
スパナとは
スパナとは、ナットやボルトを回転させて固定したり外す際に使用する工具になります。大工さんや専門職の方が扱うイメージかもしれませんが、組み立て式の家具、自転車・バイク・車の修理、水回りなど、さまざまな場面で活躍してくれます。
ちなみに、スパナとレンチは基本的に同じものです。イギリス英語でスパナ(spanner)、アメリカ英語でレンチ(wrench)と呼び方が違うだけで、道具としては同じです。
スパナの選び方
それでは、スパナの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】用途にあった種類
【2】ボルトやナットのサイズ
【3】セット商品かどうか
上記の2つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】用途にあった種類をチェック
スパナにはさまざまな形違いの種類があります。どれもボルトやナットを締めたり緩めたりするものです。オーソドックスなのが、片側だけに口がある片口スパナです。
片口スパナ:一般的な形で片側だけに口があるスパナ。
両口スパナ:両側に口があるスパナ。形状によって「丸形」や「やり形」も。
コンビネーションスパナ:両側で違った種類のスパナ口があるもの。
引掛スパナ(フックスパナ):溝に引っ掛けて締め付けるタイプ。
調整式フックスパナ:幅をサイズに合わせて調整できるタイプ。
【2】ボルトやナットのサイズをチェック
【エキスパートのコメント】
ボルトやナットは、大きさもさまざまです。締め付けるボルトやナットのサイズにぴったり合ったスパナを使用しましょう。サイズが少しでも合わないと、締め付けがしっかりできなかったり、ボルトやナットがナメって(締め付け時に滑ってしまい、工具の摩耗を早める)、締め付けが困難になってしまうことも。
必ず締め付ける、または緩めるボルトやナットのサイズをきちんと確認し、ジャストサイズのスパナ、または対応サイズに調整できるものを選択する必要があります。
【3】セット商品かどうかチェック
【エキスパートのコメント】
ボルトやナットは大きさもさまざまなので、ぴったりサイズのあったスパナを選ぶ必要があります。そのため、工具箱に備えておこうとすると、ある程度の数が必要になってきます。そんなときにはセットで販売されているものも便利です。
ただし、セットになるとその分価格帯も上がります。使用頻度が少ない場合には、そこまで高価なものでなくてもいいでしょう。必要なときに、必要なサイズ、必要な種類を1本ずつ購入するのも手です。