スマートフォン決済サービスの「PayPay」は9月2日、電気・ガス料金などの公共料金をPayPayで支払える「PayPay請求書払い」を提供開始した。東京ガスと東京電力、東京都水道局など6つの請求書に対応し、対応する事業者は今後拡大する予定。また、支払額の0.5%がPayPayボーナスとして付与される。
PayPay請求書払いにより、公共料金を自宅にいながら24時間いつでも支払えるようになる。使い方は、PayPayアプリのホーム画面にある「スキャン」をタップして、手持ちの請求書(払込票)に記載されたバーコードを読み込み、支払金額を確認して「支払う」をタップするという流れ。
PayPayでは「支払いのために外出したり、現金を引き出したりする時間や手間、引き出しの際にかかる手数料の節約となるだけでなく、払い忘れの防止にもつながる」としている。
9月2日時点では、東京ガス、東京電力、東京都水道局、広島ガス、中国電力、九州電力の6つの請求書(払込票)に対応。9月30日からは、現在「Yahoo! マネー」で支払える約300の地方公共団体や事業者の公共料金の請求書に対応する。さらに10月以降、「北海道ガス」など、順次対応を拡大していく。