お笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介と加藤歩が、2日に放送されたニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜 11:30~)にゲスト出演し、仕事復帰した。

  • 左から松尾陽介、高田文夫、松本明子、加藤歩

ザブングルは闇営業問題で6月に謹慎処分を受け、熊本県内で介護ヘルパーのサポートなど、ボランティア活動を行っており、9月1日より活動再開。

生放送の冒頭で2人は「この度は本当に申し訳ございませんでした」と話し、「本当に、関係者の方々、応援してくれた方々、そして何より詐欺被害にあわれた方、そのご家族の方々、色々と不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」と改めて謝罪の言葉を述べ、ブース内で深々と頭を下げた。

パーソナリティの高田文夫は「これからお笑い芸人としてやっていくんだから、そんなに辛気臭い顔するなよ」とザブングルを励ました。

その後、謹慎中に行っていた介護サポート等のボランティア活動についても語る場面も。

熊本での介護施設のボランティアについて、加藤は「利用者の方々のお手洗いや、お食事、お風呂のサポートなど本当にいろんなサポートをさせていただきました。体力も使うお仕事で介護士の方々は本当にすごいなと思いました」と話した。

松尾は「入居者の方の人数も多く、まず皆さんの顔を覚えるということも大変でした。さらに自分が覚えるだけでなく、心を開いてもらうには自分のことを覚えてもらうのも大事なんです。なので1カ月間、顔と名前を覚えてもらおうと、毎日の自己紹介でコール&レスポンス形式で『せーの』と言ったら『松尾さーん』を続けてました」とコメントした。

また加藤は、謹慎中のボランティア活動を振り返り、「認知症の方、お年寄りの方と触れ合って、本当にだまそうと思えばだませてしまうということを痛感しました。詐欺被害などに遭わないために家族の方など、周りがちゃんと気をつけてあげなければならないことを実感しました」とした。

今後の活動については、「まずは、ワタナベエンターテインメントが主催するお笑いライブ『WEL~ワタナベエンターテインメントライブ~』に出演し、その際に新ネタも見せられるように現在新ネタ作りなどをしています」と明かし、高田も「制作の皆さん、ぜひともザブングルを使ってやってください」とエールを送った。

また、加藤が第1期(平成25年)から観光大使を務めていた三重県四日市市は、9月1日よりザブングルが芸能活動を再開する旨を受けて、所属事務所のコンプライアンスに関する取り組みや謹慎期間中の本人の活動、観光大使として四日市市の魅力を伝えていきたいという加藤の強い思いなどを鑑み、加藤に引き続きPRに協力して欲しいとの意向と、観光大使に再任命することを所属事務所に伝えた。