俳優のディーン・フジオカとダンス&ボーカルグループ・EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典が、フジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』(10月7日スタート、毎週月曜21:00~ ※初回30分拡大)で演じる役名が、2日に開催された同局の10月改編説明会で発表された。

  • (左から)岩田剛典、ディーン・フジオカ、佐々木蔵之介=フジテレビ提供

名探偵・シャーロックと医師・ワトソンが難事件を解決していく古典ミステリーの傑作を、ディーンと岩田のコンビで現代の東京を舞台に映像化する同ドラマ。これまで、それぞれの役柄は“シャーロック・ホームズ”、“ジョン・ワトソン”と説明されていた。

今回発表された役名は、ディーンが「誉獅子雄」(ほまれ・ししお)で、岩田が「若宮潤一」(わかみや・じゅんいち)。いずれも、「S・H」「J・W」というイニシャルを生かした日本名になっている。

なお、誉に事件の捜査依頼をする警視庁刑事部捜査一課の警部で、原作のレストレード警部にあたる佐々木蔵之介が演じる役柄の名前は、江藤礼二(えとう・れいじ)だ。

また、今作はアーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原作としているが、原作でわずかに言及されながら詳細が明記されていない事件(=アントールドストーリーズ)にスポットライトを当てると説明。

これについて、太田大プロデューサーは「原作の中に70個くらい、シャーロック・ホームズが過去に解決したとされたり、迷宮入りしたとされる事件が存在していて、その全貌が全く分かっていないものがあります。世界のシャーロックファンや、その後の作家がこれに触発されて、いろんなオマージュ作品やパロディを作って、どういう事件だったのかをかなり多く創作してきたのですが、今回、現代日本にシャーロックを蘇らせるということで、新たな解釈をわれわれとしても求めて作っていきたい。それによって、オリジナリティを作れたらと思います」と意図を語った。

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