歌手の安室奈美恵さんが引退して1年が経つ9月に、安室さんの地元である沖縄県内に拠点を置く50社80店舗が、「愛(かな)さ (ハート) NAMIE いちまでぃん。」プロジェクトを展開する。

沖縄・那覇市のタイムスビルに掲示された壁面シート

安室さんは引退前、「引退の日の9月16日を沖縄で過ごしたい」「私がいなくなっても、経済効果を含め、沖縄に貢献できるイベントを続けてほしい」という思いを持っており、それを同時にかなえる催しとして昨年「WE (ハート) NAMIE HANABI SHOW supported byセブン‐イレブン」を開催、今年も9月16日に宜野湾市で開かれる。

今回のプロジェクトは、この「HANABI SHOW」と連動し、賛同企業が9月1日から安室さんの誕生日である20日まで、安室さんへの愛を感じさせる企画を展開し、沖縄県民やファンを迎えるというもの。「愛さ (ハート) NAMIE」は沖縄の言葉で「WE LOVE NAMIE」、「いちまでぃん。」は「いつまでも、永遠に」という意味だ。

期間中は、那覇市久茂地一帯、国際通りなどに、「愛さ (ハート) NAMIE」プロジェクトのキービジュアルや公式ロゴを、懸垂幕やバナーフラッグにして掲示。そして、「愛さ (ハート) NAMIE サポーターズ企画」として、賛同企業や店舗が、安室さんのファンや観光客に、特別のおもてなしをするとともに、県経済にも寄与する企画を実施する。

サポーター店舗では、オリジナルメニューやサービスを用意。各店舗の指定商品を購入すると、オリジナルステッカー、もしくはペーパーバッグがプレゼントされる(※いずれも先着順で枚数限定、店舗でなくなり次第終了)。実施店舗は、オリジナルフラッグや店舗ステッカーが目印となっている。

なお、きょう9月1日付の地元紙・沖縄タイムス朝刊では、4ページの別刷り特集が織り込まれ、「安室奈美恵さんの出身地沖縄をおもいっきり楽しもう!」という見出しで、サポーター店舗の紹介など、今回の企画のスタートを飾る紙面が展開されている。