エクスペディア・ジャパンは8月29日、ホテルに関する国際比較調査の結果を発表した。調査は4月12日~29日、1年以内に飛行機に搭乗、かつホテル宿泊をした世界23カ国の男女18,237名を対象にインターネットで行われた。

  • 日本人がホテルで重視するもの・しないもの

    日本人がホテルで重視するもの・しないもの

「ホテルで重視するもの」を聞いたところ、日本人のTOP3は「Wi-Fi」(84%)、「室内冷蔵庫」(78%)、「無料アメニティ」(77%)という結果に。一方、重視する割合が低かったものは、「ベビーシッターサービス」(18%)、「ジム」(20%)、「プール」「有料の食べ物や飲み物が入ったミニバー」「音声認識など、部屋のハイテク機能」(いずれも23%)で、日本人はホテル内の設備よりも客室内の設備を重視する傾向が伺えた。

項目別に他国との割合を比較すると、「ホテル内のバーやレストラン」の世界平均が75%に対し、日本は56%。「プール」については、世界平均64%を大きく下回る23%という結果に。また、「無料サービス」(世界平均74%、日本65%)や「室内冷蔵庫」(同82%、78%)については、世界平均と日本の差は数パーセントと大差はなかった。

「ホテル予約時に重視するもの」についても聞いたところ、日本のTOP3は、「価格」(92%)、「立地」(88%)、「無料Wi-Fi」(85%)となり、この3項目は、すべての国でTOP3にランクインする結果となった。