コニカミノルタはこのほど、生活習慣にフォーカスを当てた新しいニオイの概念「生活習慣臭」を提起し、生活習慣臭の啓発・改善に向けたプロジェクトの発足を発表した。
発表会の場には、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さん・西村瑞樹さんと、女優・モデルの河北麻友子さん、医師でニオイ評論家の桐村里紗さんが登壇。コニカミノルタのニオイ見える化チェッカー「Kunkun body」を用いニオイの測定を行いながら、生活習慣臭についての解説などが行われた。
生活習慣臭を改善するには?
「生活習慣臭」について桐村里紗氏は、「生活習慣臭はストレスや暴飲暴食、運動不足などの生活習慣で発生する体臭や口臭のこと。生活習慣が乱れると体内が不健康な状態になり、不健康な体内環境を反映して口臭・体臭が悪化してしまう」と説明。
西村さんは「思い当たる節はありますね」と前置きし、「2年前に結婚したんですけど、新婚当初は僕が海外ロケで2週間とか家を空けた時に、妻が『寂しくて枕の匂いを嗅いでいた』みたいなことを言っていたのに、最近は僕の枕が臭すぎて寝られないって言い出したんですよ」というエピソードを披露した。
イベントの1週間ほど前、バイきんぐの2人は実際にニオイ見える化チェッカー「Kunkun body」を使って、生活習慣臭の中でも特に気になる口のニオイを測定したという。その結果、100ポイント中で西村さんは「88」、小峠さんは「19」という数値を記録。
「口臭は口腔ケアが一番ポイントですが、西村さんはタバコも関係していると思います。88はちょっとびっくり。たまにいらっしゃいますが、近くに寄ると臭うくらいの数字」という桐村氏の話を受け、小峠さんは「こいつはタバコ食ってますからね。吸うに飽き足らず。食ってますから」「キャンプ行ったら炭食って、狼のションベンで流し込んでいますから」と、キャンプ好きの相方を容赦なくいじる場面も。
事前測定で高い数値が出た西村さんだけ再び抜き打ちチェックされる一幕もあったが、結果は期待を裏切り21ポイントという“臭わない人の一般的な数値”に。桐村氏は「規則正しい生活は健康的な生活習慣のための一番の基本」「生活習慣臭は日々変化するもので、生活習慣を立て直すと改善する可能性は十分あります」と解説。西村さんは「今週は先週に比べたら生活リズム的にはいい感じですね。仕事に行くためにちゃんと早寝早起きしているんで」とコメントした。
また、3人は生活習慣臭チェックシートをもとに、自身の生活習慣の乱れを照らし合わせながら生活習慣臭の改善策を桐村氏から学んだ。
西村さんは「夏場は涼しい室内にこもりがち」という項目について、「汗かかないから逆にニオイしないと思うんですけど」と意見を述べたが、普段からしっかり汗をかかないと、いざ汗をかいた際に汗臭の原因となるベタベタ汗をかきやすくなるので、入浴などで1日1回は汗をかく習慣が大切らしい。
口臭に関しては、しっかり食べ物を噛んで唾液をよく出すことも大切で、「柔らかい食感のものをよく食べる」にチェックを入れた河北さんは、「30回しっかり噛むようにしたいと思います」と笑顔で語った。
イベント後の囲み取材で「ニオイで普段気を使っていることは?」と聞かれた小峠さんは、「風呂が好きで必ず毎日浸かるし、朝もとりあえずシャワーを浴びるんです。加齢臭が出ても朝にシャワーを浴びたら夜まで大丈夫と、ある先生に聞いたんですが、昔から1日2回お風呂場に行くんで」「歯もよく磨きますし、それがニオイを発さないことに繋がっているかもしれないですね。香水とかもつけていないんですけど」と自身の生活習慣を振り返った。
「俺も(香水)つけてない」という西村さんに対し、河北さんは「つけたほうがいいんじゃないですか? 」とチクリ。「つけたほうがいいですよね。狼のションベンとか」(小峠さん)、「害虫は来なくなるけどね」(西村さん)と、息ぴったりの掛け合いで会場の笑いを誘った。