子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」(アクトインディ運営)は8月28日、12歳以下の子どもを持つ全国の保護者を対象とした「増税に関するアンケート」の結果を発表した。調査期間は2019年7月1日~8月5日、有効回答は1,004人。
10月1日に予定されている消費増税後、軽減税率の対象となるテイクアウトの利用頻度は変化するか尋ねたところ、66%が「増える(とても+少し)」と回答。増税後に節約・見直しをしたいものでも、「外食費」(62%)が断トツとなり、同調査では「節約のために外食自体を減らしてテイクアウトにするなどの対応も外食費の節約に含まれている」と推測している。
増税後に節約・見直しをしたいもの2位以降は、2位「食費」(49%)、3位は同率で「電気代・ガス代・水道代等の公共料金」「携帯電話・インターネット等の通信費」(各31%)、5位「日用品」(30%)となった。
増税前に購入したい高額商品が「ある」人は57%。具体的には、「洗濯機」が13%、「家具」「テレビ」「冷蔵庫」「エアコン・扇風機」が同率の12%などとなった。テレビについては「10年使っていたため、オリンピックもあるので4Kテレビにしました」(4歳児、6歳児のママ)など、オリンピック需要も後押ししていることがわかった。
増税前に買いだめしたい日用品としては、「トイレットペーパーやティッシュペーパー」が最も多く49%。以下、「ヘアボディ・オーラルケア商品」が38%、「石鹸や洗剤」が33%、「オムツやミルク」が26%と続いた。増税前に購入したいお出かけ商品は、「国内外の旅行の予約」が14%、「レジャー施設の前売りチケット」が12%、「交通機関のチケット」が11%となった。