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【この記事のエキスパート】
ITライター:海老原 昭
大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。
キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndroidも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。
車内のシガーソケットを活用して、iPhoneの音楽をスピーカーで聴けるFMトランスミッター。この記事ではFMトランスミッターの選び方とおすすめ商品、使い方を紹介します。エレコムやカシムラといった人気メーカーを中心に、Bluetooth接続できる製品などを厳選。ユーザーの口コミにも注目です!
FMトランスミッターとは
FMトランスミッターとは、FMラジオの電波を利用して、スマホやオーディオプレイヤーなどに入っている音楽データを送信するカーオーディオ用アクセサリーのこと。
電波が届く範囲にあるFMラジオ受信機(カーステレオ)で、自分のお気に入りの音楽を再生することができます。最近ではBluetoothでカーオーディオに接続することが多いと思いますが、Bluetooth接続に対応していないタイプでも音データの再生が可能になります。
スマホホルダーがあると便利!
FMトランスミッターを使用する際は、スマートフォンの音楽データを再生することが多いと思います。
スマホホルダーがあると、運転の邪魔にならない位置にしっかりとスマホを固定できるので、FMトランスミッターを導入する際はぜひスマホホルダーも一緒に使ってみてください!
FMトランスミッターの選び方
それでは、FMトランスミッターの基本的な選び方を見ていきましょう。選び方のポイントは次の4つです。
【1】電源供給方式をチェック
【2】外部充電機能をチェック
【3】接続方式をチェック
【4】そのほかの便利機能もチェック
上記のポイントを押さえることで、具体的に自分の環境にあった商品を選ぶことができます。
それでは、ポイントを一つずつ詳しく見ていきましょう。
【1】電源供給方式をチェック
まず確認しておきたいのが電源供給方式です。ここでは「シガーソケットタイプ」「電池式」という、2種類の方式についてご紹介します。
シガーソケットタイプ
車に備え付けのシガーソケットから給電するタイプです。ほとんどのトランスミッターがこの方式を採用しています。
また、FMトランスミッターが使用を予定する車でつかえるかどうか、車の電圧とFMトランスミッターの対応電圧を確認しておきましょう。普通乗用車の電圧はその多くがDC12V、トラックやマイクロバスなどはDC24Vです。両方の電圧に対応する製品であればベターです。
電池式
シガーソケットが備え付けられていない車の場合は、電池式FMトランスミッターを選びましょう。電池を入れるだけなので、接続の手間がありません。
しかし、FMトランスミッターはシガーソケットタイプがメインなので、電池式の商品はランナップが少なめ。さらに、電池残量を気にしないといけない点もデメリットのひとつです。
【2】外部充電機能をチェック
USBポートを搭載したFMトランスミッターであれば、同時にスマホなども充電することが可能です。なかには、急速充電に対応したものもありますので、外部充電付きを選ぶときはそうした機能にも注目してみてください。
【3】接続方式をチェック
FMトランスミッターとスマートフォンや音楽プレーヤーの接続方式には、「有線接続」と「Bluetooth接続」の2種類があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
音質を重視するなら有線接続タイプ
「有線接続」は文字通りケーブルで接続する方式で、多くの機器で利用できますが、使用する機器によっては専用のケーブルが必要だったり、変換ケーブルが必要なこともあります。また、ケーブルによってはノイズが乗りやすいという面もあります。
ケーブルを自分で用意するものと、直付け(じかづけ)になっているものがありますが、自分で用意する場合は自分の使いたい機種と違う規格を買わないよう注意しましょう。
スマホの音楽を聴くならBluetooth(無線接続)タイプが便利
Bluetooth接続のメリットは大きくわけて下記の2つです。。
●メリット1
一度スマホとFMトランスミッターをペアリングしてしまえば、その後は自動で接続してくれます。コードで接続したり、接続設定をし直す必要がないのがひとつめのメリット。
●メリット2
配線がないため、車内が圧倒的にすっきりとするというのがふたつめのメリットです。
(★)対応コーデックも確認しよう
Bluetooth接続の場合、スマホからFMトランスミッタ―へ音楽データを圧縮して転送するため、データの圧縮方式によっては、音質が悪くなることがあります。圧縮方式は以下の3つです。
SBC:広く使われている方式、圧縮効率や転送速度を優先するので標準的な音質での音楽再生が可能
AAC:主にiOSに対応した圧縮方式で、高音質での音楽再生が可能
Apt-X:主にAndroidに対応した圧縮方式で、高音質での音楽再生が可能
高音質で音楽を流したいなら、スマホとFMトランスミッタ―のコーデック方式を確認するようにしましょう。
【4】そのほかの便利機能をチェック
上記で紹介した選ぶポイント以外にも、大切な機能はいくつかあります。ここでは、あるとよりうれしい機能についてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
周波数のチャンネル数と自動検知機能
FMラジオが使用していない周波数を使ってFMトランスミッターからカーオーディオに音楽データを送るので、使える周波数が多いモデルは、混信を避けることができ便利です。
多くのモデルは、3~4つの周波数パターンがあらかじめ設定されていますが、ワイドバンドやフルチャンネルをウリにするモデルなどは、100チャンネル以上の周波数から選べる設計になっています。
そして、周波数の設定方法は、使われていない周波数を手動で設定するタイプと自動で検知してくれるタイプに分けられますが、自動検知が圧倒的に簡単・便利なのでおすすめです。
USB充電ポートの個数をチェック
FMトランスミッターの多くはUSBポートを備えているので、音楽を聴きながらiPhoneなどのスマートフォンやタブレットを充電することができます。充電をしたい機器の台数と必要なUSBポートの数を確認しておきましょう。
ハンズフリー通話やイコライザーなど便利な機能
【エキスパートのコメント】
FMトランスミッターには、USBポートに接続したUSBメモリやSDカードなどに収録されている音楽ファイルを再生できるものや、さまざまな音楽ジャンルに合わせてプリセットされたイコライザー機能を搭載するもの、ハンズフリー通話が可能なもの、トランスミッター側のボタンで選曲などのリモコン操作が可能なものなど、実に多彩な製品があります。
どの機能が便利に感じるかは利用シーンにもよるため、人それぞれですが、製品選びの最後の決め手として、こうした独自機能の有無を考慮するといいでしょう。