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【この記事のエキスパート】
薫物屋香楽認定教授香司:石浜 栞

薫物屋香楽認定教授香司:石浜 栞

2010年に、小さい頃から大好きだったお香の香りを身近に感じていたくてお香の世界へ入門する。
はじめてつくった手作りのお香の「雅で幽玄な香り」に魅せられ、その香りをたくさんの人に伝えたい!という思いがつのる。
お香の調合の専門家を養成している薫物屋香楽香司コースを経たのち「世界で一つ、自分だけの“お香”手作り講座」をスタート。
2016年には教授資格も取得し、現在は香司育成にも力を入れている。

また、幼少から大好きだった場所「お寺」での、「ヨガ×お香イベント」の開催をきっかけに、これまでに数々のお寺でのイベントも手掛け、幅広く活躍。
2014年7月には、お寺好きが高じ、名古屋市中村区にある願隆寺の坊守(ぼうもり)となり、2015年6月には、浄土真宗高田派の僧籍を取得する。2011年から「お香の作り方講座」を開催。2000人以上に教えている。


「白檀(びゃくだん)」のお香は、日本人に好まれる、どこか懐かしさを覚える香り。リラックス効果もあり、女性にも人気があります。この記事では、白檀のお香の選び方とおすすめ商品をご紹介します。線香タイプやコーンタイプなど厳選しました。

白檀とは?どんな香り?

白檀(びゃくだん)は英名で「サンダルウッド」とよばれ、沈香(じんこう)とならんで名前が知られている香木のひとつ。白檀の香りは、スパイシーでスモーキーさも感じる、高貴で重厚感のある香りです。

白檀(びゃくだん)の産地は、インド、インドネシア、オーストラリア、東ティモール、西アフリカなどです。産地によって香りが異なりますが、お香に使われるのはインド産。さわやかさと甘みのバランスがすぐれています。高級なものはインド南部のマイソール産で、老山白檀と呼ばれます。

白檀のお香は2つの材質から採取しています。ひとつはハートウッドといわれる芯材で、木の幹の中心部分です。もうひとつは根木と呼ばれる根っこの部分から採ります。アロマなどで使うエッセンシャルオイル(精油)はここから採取して精製します。

白檀の木は伐採したからといってすぐに香りがあるわけではありません。数年間熟成する必要があります。白檀がお香として販売されるまでかなりの時間がかかるので、それだけにより貴重なお香といえます。

白檀のお香の選び方

それでは、白檀のお香を選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは次のとおりです。

【1】形状
【2】香り
【3】使用する場所

これらのポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。白檀のお香を探している人や、どんな視点で選ぶといいかわからないという人は参考にしてみてください。

【1】コーンタイプ or 線香タイプ?形状で選ぶ

出典:Amazon

お香の形状には、棒状(お線香)や円錐型(コーン型香)などがあります。棒状は細く長く香りを楽しみたい方向け、円錐型は一気に香りが広がるので焚いている間よりも残り香を楽しみたい方向けです。

直接火をつけずに間接熱で温めて焚くお香もあります。煙が出ない温度に調整しながら焚くので、煙が苦手な方、純粋に香りだけを楽しみたい方におすすめです。

【2】「ピュア」「古典的」「現代的」の3つの香りから選ぶ

出典:Amazon

白檀のお香を選ぶときは、「ピュア」「古典的」「現代的」の3つの香りに分けて考えてみましょう。

「ピュア」な香りというのは、白檀の香木の香りをダイレクトに味わえるものです。香木の香りがそのまま感じられます。

「古典的」な香りは、お仏壇にお供えする香りのイメージです。香木に天然香料をブレンドした昔ながらのお香です。

「現代的」な香りというのは洋風な味わいがあり、香水のような使われ方をします。ハーブなどの香料を混ぜて、華やかな香りが特徴です。

【3】使用する場所にあわせて選ぶ

出典:楽天市場

自宅に来るお客さまをいい香りでお迎えしたい場合は「コーン型香」や「置き香」を焚(た)くと喜ばれるでしょう。気持ちや部屋などを清らかにしたいときは「お線香」を。リラックスタイムやお香の香りで癒やされたいときには「練香(ねりこう)」など、目的やシーンに合わせて選びましょう。

カビなどの菌が溜まりやすい水まわりには、抗菌効果が期待できる白檀のお香はおすすめです。また、人が集まるリビングを居心地のいい場所にするには、鎮静作用があり気持ちを落ち着けてくれる白檀をそのまま置いてもいいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)