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【この記事のエキスパート】
製菓講師:はつみ

製菓講師:はつみ

製菓製パン講師・レシピ作成・撮影・コラム執筆等、幅広く活動中の二児の母。

家族に手作りのお菓子を、という思いから独学でお菓子作りを始めて10年目。作ったお菓子の写真を主に投稿しているInstagramのフォロワーは5万人を超える。

レシピや趣味のキャンプ、娘たちや日々のことをつづったブログ「honey+Cafe」はエキサイトブログの「第一回プラチナブロガー大賞」受賞。製菓材料店が主宰する各種コンテストでの受賞経験も多数。


強力粉などの小麦粉と比べて、タンパク質の量が少ない「薄力粉」。スポンジケーキやクッキーなど、お菓子作りに向いています。この記事では、お菓子作りにぴったりの薄力粉の選び方、目的にあった商品がわかる診断チャートほか、実際のおすすめ商品、ユーザーの口コミを紹介します。

薄力粉とは? 小麦粉との違いは?

【エキスパートのコメント】

小麦粉には強力粉、中力粉、準強力粉、薄力粉などいくつかの分類があります。大まかに言うと、小麦粉の中に含まれているタンパク質の含有量によって種類分けされています。なので、「薄力粉」は小麦粉の一種です。

タンパク質の含有量が多いもの(=水を加えて練ったときに粘弾性が高いもの)が強力粉、少ないものが薄力粉です。このタンパク質の含有量は、原料となる小麦の品種によって変わります。お菓子作りには、おもに薄力粉が使われます。

製菓講師に取材
お菓子作りにおすすめの「薄力粉」の選び方

製菓講師のはつみさんに、お菓子作りに向く薄力粉を選ぶときのポイントを教えてもらいました。

タンパク質の含有量を確認しよう

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

まず確認すべきポイントは、各薄力粉に含まれるタンパク質の量です。多いものは9%前後のものから、少ないものは6.5%前後のものまで幅があります。タンパク質が多いほどサラサラとして扱いやすく、少ないほど繊細でダマになりやすいという特徴があります。

お菓子作り初心者の方にはタンパク質の多いものが扱いやすいと思いますが、繊細な口あたりや口溶けを求める場合は、タンパク質の少ないものを選ぶといいでしょう。

原産地で選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

現在日本で消費されている薄力粉も含まれる小麦粉のほとんどは、アメリカやフランスなど外国産の小麦から作られています。しかしなかには国産小麦とアメリカ産をブレンドしたものや、北海道産小麦を100%使用した小麦粉もあります。

国産原料にこだわりたい方や、やはり焼き菓子の本場フランス産の小麦100%の薄力粉で伝統的な菓子を作りたい! と思われる方もいらっしゃると思います。原産国をチェックすると、お菓子作りの楽しみがさらに広がりますよ。

作りたいお菓子に合わせて
灰分(かいぶん)の量に注目する

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

薄力粉を使うお菓子にはたくさんの種類があり、クッキーやマフィン、ケーキ、タルトなど、仕上げたい形や食感はずいぶん違います。作りたいお菓子に合わせて薄力粉の特徴を意識して選ぶことで、目指したい食感、風味に近づけることができるでしょう。

たとえば、しっかりとした生地の風味豊かなクッキーにしたい場合はタンパク質含有量と灰分(かいぶん)の多いもの、ふんわりとしたスポンジ生地にはタンパク質含有量の少ないもの、を考慮して選ぶといいでしょう。

灰分(かいぶん)とは?

小麦を燃やしたときに残る灰のことで、外皮や胚芽部分に多く含まれるマグネシウム、カルシウム、鉄などのミネラル分のことをいいます。

あなたに合うお菓子作り用薄力粉は? タイプ別診断で発見!

あなたにぴったりのお菓子作り向け薄力粉はどんな商品タイプか、診断チャートで確認してみましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)