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【この記事のエキスパート】
作家/アウトドアライター:夏野 栄

作家/アウトドアライター:夏野 栄

作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。

アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。

アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。

『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。


釣りをはじめたらまず購入したいアイテムのひとつが「フィッシングプライヤー」です。ペンチのような形状でフック外しのほかラインカッター、スプリットリングオープナーとしても活躍します。そこで本記事では、フィッシングプライヤーの選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します。

ステンレスやアルミなどおすすめは?
フィッシングプライヤーの選び方

フィッシングプライヤー選びのポイントは以下になります。

【1】耐久性に着目し素材で選ぶ
【2】初心者はノーズが長く細いものがおすすめ
【3】魚のサイズに合わせて選ぶ
【4】自分の釣り方にあった機能で選ぶ

このポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うフィッシングプライヤーを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。

フィッシングプライヤーの買い換えを検討している方も、初めてフィッシングプライヤーを購入する方も、エキスパートの視点を商品選びの参考にしてみてくださいね。

耐久性に着目し素材で選ぶ

ステンレス製:錆びに強い

出典:Amazon

釣りは海や川、湖などがフィールドになりますから、錆に強いかは非常に重要です。その点ステンレスは錆びにくい素材です。メンテナンスもかんたんなので、はじめて購入するという方はステンレス製がおすすめです。

アルミ製:軽量でコスパ重視

出典:Amazon

アルミ製は、ほかの素材と比べ比較的価格が安いのが特徴です。ステンレス製に比べると錆やすいというデメリットはありますが、コスパ重視で購入したいという方にはアルミ製がおすすめです。また、重量が軽く、持ち運びに便利な点が魅力です。

合金製:高耐久で長く愛用できる

出典:Amazon

2種類以上の金属を融合させてつくる合金製は、軽さと耐久性にすぐれているのが特徴です。比較的高コストになりがちですが、アルミ合金のものは長く丈夫につかえて、いいものを長く使いたい人におすすめです。

初心者はノーズが長く細いものがおすすめ

出典:Amazon

はじめてフィッシングプライヤーを購入するという方は、まずはノーズ(先端)が長く細いものがおすすめです。

魚が針を喉の奥に飲み込んでしまうことはよくあるので、短かすぎるとフック外しに思わぬ時間がとられてしまいます。とくに口の小さい小魚では指が入らないこともよくあるので、迷ったらここを意識するようにしましょう。

魚のサイズに合わせて選ぶ

フィッシングプライヤーにはさまざまなサイズ、強度の商品があります。プライヤーサイズは対象魚の大きさから選ぶとよいでしょう。

20cm程度の魚ならコンパクトで華奢(きゃしゃ)なプライヤーで問題ありません。また、40cm以下でもブラックバスのような口の大きな魚のフック外しに使うなら、中型以上のプライヤーがマッチします。

シーバス以上のサイズ、重さのある魚がターゲットの場合には、大型のプライヤーを選びたいところです。大型魚のフック外しでは先端部分が長いと扱いやすくなります。ただし、先端が長く細いと耐久性が落ちるという点も覚えておきましょう。

アウトドア要素の強い渓流釣りでは、マルチツールタイプが活躍してくれます。

自分の釣り方にあった機能で選ぶ

フィッシングプライヤーにはフック外しのほか、さまざまな用途で使用できる機能を装備した商品があります。自分の釣りスタイルに応じて必要な機能を選ぶとよいでしょう。

PEラインカッター:できればあると便利

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PEラインを使用した釣りで多く出番のある機能がPEラインカッターです。もし別途ラインカッターを携帯するなら、機能が重複するのでさほど気にしなくてもいいポイントですが、持っていないならPEラインカッターがついているものを選びましょう。

スプリットリングオープナー:シーバス釣りならほしい

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スプリットリングのつけ替えが多いシーバス釣りに関しては、先端の形状に段差のあるスプリットリングオープナーの機能はほしいところです。そのうえで、可能な限りシンプルな設計が実戦にはベストです。タフな実釣では、新しくこまかいギミックほど故障や劣化がついてまわることを把握しておきましょう。

グリップ加工:作業効率のアップに

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フック外しやスプリットリングの作業など、効率よく進めるためにも握りやすいグリップ加工がされているものがおすすめです。指の形に凹凸の形状があるものや、ゴムなどの滑りづらい素材が使用されているものがよいでしょう。

落下防止:カラビナつきだと安心

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作業時や取り出したとき、はたまた足場の悪いフィールドで釣りを行っているときなどに重宝するのが、落下防止機能です。カラビナなどを取り付けて衣服やバッグなどに装着することができます。落下時の破損や、うっかり水中に落としてしまった、ということがないように、こうした装着面の工夫も気にして選ぶとよいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)