パラリンピック開催まで1年となった8月25日。東京2020組織委員会は、NHKホール(東京都渋谷区)にて「東京2020パラリンピック 1年前カウントダウンセレモニー」を開催した。セレモニーでは、アーティストとアスリートによるパフォーマンスの他、パラリンピック聖火ランナーのユニフォームやメダルのデザイン発表が行われた。
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東京2020パラリンピック1年前カウントダウンセレモニーに聖火リレー公式アンバサダーらが集結!
パラ開幕まであと1年!
オープニングパフォーマンスでは、アーティストのKREVAがボッチャの杉村英孝選手・廣瀬隆喜選手とともに、ボッチャ日本代表応援ソングである『居場所』を熱唱。会場を盛り上げた。その他、東京2020パラリンピックマスコット・ソメイティがパラリンピック全22競技に取り組む様子を約2分30秒にまとめた動画が初公開された。
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KREVAがボッチャの杉村英孝選手・廣瀬隆喜選手とともにパフォーマンスを披露
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ソメイティがパラリンピック全22競技に取り組む様子をまとめた動画が初公開
セレモニーには、大会関係者やアスリートらが登壇。組織委員会の森喜朗会長は「パラリンピックにオリンピックと等しく力を注いで、大会を成功に導く。オリパラ一体となって共生社会の実現という夢を追いかけていきたい」と挨拶し、小池百合子東京都知事は「人間の力は無限だなと感動。ぜひ会場でご覧いただければ」と観戦を呼びかけた。
また、菅義偉官房長官は「パラリンピックの成功なくして東京大会の成功はない。国としても環境整備に全力を尽くす」とコメント。日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長は、8月25日を「ジャパンパラリンピックデー」とすることを宣言し、来年以降も「機運の高まりを大会のレガシーとして発展させていく」とした。
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東京2020組織委員会の森会長
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政府代表として挨拶した菅官房長官
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宣言を行う鳥原会長(写真中央)と車いすテニスの国枝慎吾選手(左)、上地結衣選手(右)
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登壇者によるフォトセッション
続いて、東京2020パラリンピック聖火リレーのユニフォームが発表され、東京2020聖火リレー公式アンバサダーの石原さとみさん、サンドウィッチマンの2人、田口亜希さんが登場した。
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パラリンピック聖火リレーのユニフォームが発表
ユニフォームのデザインは白をベースに黄色で市松模様が描かれており、聖火から発せられる光を表現している。アンバサダーの石原さとみさんはユニフォームについて「温かさや光、優しさや包み込むような安心感があって、太陽を感じるデザイン」と笑顔で語った。
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ユニフォーム背面のデザインを紹介するアンバサダー達
セレモニーでは、パラリンピックメダルのデザインも発表。メダルには、人々の心をひとつに束ね世界に新風を吹き込むという意味を込めて「扇」をモチーフにしたデザインが用いられており、扇面には、人々の心を生命力として捉え、日本に生きる「岩・花・木・葉・水」が表現されている。
また、触れることでメダルの色が分かるように、金メダルは1つ、銀メダルは2つ、銅メダルは3つ、円形のくぼみをメダル側面に施してあるのが特徴だ。
メダルの重量は、金が約526g、銀が520g、銅が430gとなっており、側面には各競技名(競技名・種別名・性別・種目名)が英語で印字される。
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パラリンピックメダルのデザインを発表
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メダル表
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メダル裏
メダルデザインはオリンピック同様、一般公募から選出された。エントリーした421名の中から選ばれたデザイナーの松本早紀子さんは「メダルをデザインする機会をいただけたことは大変光栄です。このメダルが選手と人々の心を繋ぎ、新たな風を生み出す原動力となれば嬉しいです」とコメントした。
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メダルのデザインを手掛けた松本早紀子さん
