キヤノンマーケティングジャパンは、Android OSとバッテリーを搭載し、PCレスでWebサイトや写真・映像を投写できる「ミニプロジェクター C-13W」を10月上旬より発売する。HDMI入力も備える。価格はオープンで、直販サイト「キヤノンオンラインショップ」での価格は49,800円(税抜)。
C-13Wは、外形寸法120×120×33mm(幅×奥行き×高さ)、重さ410gのコンパクトなきょう体に、投写デバイスとRGB LED光源、IEEE 802.11 a/b/g/n/acの無線LAN機能(2.4GHz/5GHz両対応)を搭載。Webサイトの画面やインターネット動画などを最大97型の大画面で投写できる。投写解像度は854×480ドット。出先でのプレゼンテーションなど、主にビジネス用途の利用を見込む。
8GBの内蔵メモリ(ユーザー利用可能領域4GB)や、最大64GBまでのUSBメモリ、最大32GBまでのmicroSDに保存した写真や動画を再生して、単体で映せる。HDMI入力を備え、最大入力解像度はフルHD/1,920×1,080ドット。メモリーからのファイル再生時は4K解像度にも対応する。Android端末の画面をワイヤレスでミラーリングして映すこともできる。
明るさは最大130ルーメン、コントラスト比は400:1。投写距離は0.5mで16.1型、3mで97型。縦方向の台形補正のほか、上下左右の反転表示にも対応する。レンズは固定のため、ズームには対応しない。
Bluetooth 4.2に準拠し、別売のBluetoothスピーカーなどで動画の音声をワイヤレス再生できる。その他、ステレオミニの音声出力と、2.5Wのモノラルスピーカーを備える。
内蔵バッテリーの容量は3,100mAhで、最大2時間動作する(音量レベル中)。モバイルバッテリー機能を備え、手持ちのスマートフォンなどをC-13Wのバッテリーで充電することも可能。電源オフでの充電時間は約3時間。本体充電用の電源アダプターなどが付属する。