iPad mini(第5世代)の入手に合わせてロジクールのiPad用スタイラス「Crayon」(クレヨン)を購入し、快適なペンライフを送っている。
買ってから気づいたのだが、Crayonは公式の替え芯が国内販売していなかった(海外では販売している)。デジタル機器を壊しがちな筆者としては替え芯があると安心であり、代わりにApple Pencil用の替え芯が使えないかとロジクールに確認したところ、Apple Pencil用の替え芯を使うのは「保証外になる」との回答を得た(当然だ)。しかし、実際のペン先はよく似ており、イケるんじゃないかという期待がないでもない。その誘惑に勝てず、Apple Pencilの替え芯が実際に使えるのか、自己責任で試してみた。
無事に芯を変えられる状態になったところで、実際に書けるかどうかを試してみよう。まずは蛍光ペンでマーキングした、もともとのCrayon芯でiPad mini(第5世代)の「メモ」アプリに書いたあと、Apple Pencilの替え芯に付け替えて同じように使ってみた。
さて、結論としては、Crayonの替え芯としてApple Pencil用替え芯は問題なく使用できた。驚くほどフツーに使え、実際の書き心地もほぼ同じ。メモ書きでのみ使っている筆者には違いがわからないレベルだ。もともとCrayon自体が海外では替え芯を販売しているため、芯の交換をユーザー側で行う設計になっているのでアクセスもしやすい。
今回試した限りでは特に本体が壊れる恐れのある作業はなく、今現在Crayonの芯が壊れていて何としてもすぐ使いたい、もしくは元から公式サポートを使う予定がない、という方には自己責任にはなるが、おすすめできる。しかし改めてになるが、Apple Pencil用の替え芯をCrayonで使うことは保証対象外だ。今後ロジクールから公式の替え芯が発売される可能性は十分考えられるため、芯が壊れた場合はまず公式サポートを優先してほしい。