女優の上野樹里が主演するフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』(毎週月曜21:00~)で、上野演じる朝顔の娘・つぐみを演じる子役・加藤柚凪のお披露目会見がこのほど、都内の同局湾岸スタジオで行われた。
会見には、上野と朝顔の父・平を演じる時任三郎も出席。司会の藤村さおりアナウンサーから、ドラマの反響を聞かれた上野は「1話放送後、お世話になった監督や関係者方々、家族から感想をいただきました。それ以降、会うたびに感想を言ってくれたり、放送後に電話がかかってきたりします。感想は、人によって違いますが、『良いお話だね』とか、実際に東北で被災された方々から『このドラマをやってくれてありがとう』という感想をいただけて。6話から少し未来に進んでいくのですが、つぐみが加わって万木家が前進していくので、楽しみにしていただけたらな、と思います」と明かした。
そして、今回が初のドラマ出演、かつ会見の場も初めての加藤は、緊張気味に「(オーディションで)一番になったのがうれしいです。(ドラマの撮影は)楽しいです」と感想。加藤が加わったことでの撮影現場の変化を聞かれると、上野は「柚凪ちゃんと一緒にやっている私たちも空気がパッと明るくなって、優しい気持ちになります。理想中の理想を超える女の子でした。今日は何が起こるかなと毎日現場に行くのを楽しみにしています。お子さんを持つ方から『子供を観察すると楽しいよ、飽きないよ、子供から教わることはたくさんあるよ』と言われても実感がありませんでしたが…。私もこんな風にお芝居に取り組めたら楽しいんだろうなと思います」と、感化されていることを語った。
時任は「本番まで何が起こるかわからないスリリングな撮影です。風間(俊介)くんや樹里ちゃんが即座に柚凪ちゃんに対応して芝居をしてくれるので、ものすごくリアリティーのあるシーンがいっぱいあると思います。あと柚凪ちゃんが、カットがかかるまで、ずっと芝居をしていて。それもリアリティーのひとつだと思います」と加入効果を話す。
また、今回が現代を舞台にしたドラマで初の母親役となる上野は「自分がまだ実体験として、母になったことがないので、そういうとこは楽しみながら、こんな時はこんな問題があるのか、こういう時はどうするんだろうと台本見ながら、朝顔を構築しながら、自分だったらこうかななど、学ばせてもらっています」「少し先の自分の未来をこのドラマを通して少し覗かせてもらっているような感じで、楽しんでやっています」とのこと。
初の祖父役という時任は「今回、柚凪ちゃんと一緒に仕事をさせてもらって思ったのは、小さい子に対する接し方を忘れているな、と。自分の子供も、もう20歳を越えているので、もし自分にも孫ができたらこんな接し方したかな、とかいろいろ試行錯誤しながら撮影をやっています。そういう意味では、じいじになるシミュレーションをさせてもらっている感じで学ばせていただいています」と明かした。
「柚凪ちゃんが上野さんと時任さんとやりたいことは?」という質問に対し、加藤は「ママ(上野)に抱っこと、じいじ(時任)に肩車」と発言。その場で上野が加藤を抱っこし、時任が肩車することになり、3人とも満面の笑顔となった。
質疑応答が終わると、加藤が上野と時任にサプライズプレゼントを持って来たことが判明。それは、朝顔と平と桑原とつぐみの家族の似顔絵で、上野は「ママの目を大きく書いてくれてる! マスカラもばっちりですね。つぐみはおリボンしているね。じじも目が大きい、二重がすごい(笑)!」と絶賛していた。
(C)フジテレビ