MAPはこのほど、「転職先にあったらうれしい社内制度」に関する調査結果を明らかにした。同調査は6月1日~7月31日、20~30代の転職希望者613名を対象にインターネットで実施したもの。
現在在籍している(または以前していた)会社にある社内制度について尋ねたところ、40.6%が「有給休暇以外の特別休暇」と回答した。一方「(特別な社内制度は)ない」という回答は33.7%だった。
転職先の会社にどんな制度を求めるか聞くと、最も多い回答は「有給以外の特別休暇」だった。2位は「フレックスタイム制度」、3位は「資格取得支援制度」となっている。「リモートワーク」や「副業の許可」はやや少なめだった。
転職先の会社選びにおいて、社内制度の有無は重視するか尋ねると、50.5%と約半数が「うれしい」と答えたものの、「かなり重視する」は4.3%と少なかった。45.2%は「こだわらない」と回答している。社内制度をきっかけに入社を決断する若者は多くはないことがわかった。