◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子
ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。
雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。
講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。
カルディや成城石井などのスーパーで気軽に購入できて、健康意識の高い方のおやつとしても人気のあるドライフルーツ。オーガニックドライフルーツにも、ベリーやパイン、マンゴやチェリー、アプリコットなどさまざまな種類があります。そのまま食べたり、ひと手間アレンジでもっとおいしくなるものなど、食べ方もさまざま。本記事ではそんなオーガニックドライフルーツの選び方とおすすめ商品を紹介してきます。
有機JASマークや原材料をしっかりチェック!
オーガニックドライフルーツの選び方
オーガニックドライフルーツとは、有機栽培で作られたフルーツが使用されているもののこと。合成着色料などの添加物だけでなく、化学合成農薬まで使用せずに作られているため体に優しい基準で作られているのが特徴です。
まずは、オーガニックドライフルーツを選ぶポイントをおさえておきましょう! フードスタイリストの江口恵子さんにもアドバイスをいただきました。
有機JAS認定されたものがベター
「オーガニック」と名乗れるのは、それぞれの国に設けられているオーガニック認証を取得した商品のみ。日本では農林水産省が定めた有機JAS規格というものがあり、品質や成分などその規格を満たしたものは「有機JASマーク」を表示することができます。
また、80カ国以上で認証をおこなっているフランスの「ECOCERT」や、アメリカの「USDA」、EU規定に沿った「EUオーガニック認定」など、海外にもさまざまな認証機関があります。
オーガニックドライフルーツは、外国産原料を使っている場合も多いため、商品にっては、海外の認証マークが表示されていることも。パッケージを確認してみましょう。
味に影響する果物の原産国も確認
原料となる果物は、原産国によって味や風味に違いがあります。たとえばイチジクの場合、ギリシャ産なら濃厚な味わいが楽しめるほか、アメリカ産はほどよい甘さと食感が特徴です。また、イラン産はクセが少なくしっかりとした食感があります。
原料フルーツの産地を確認すれば、どんな味わいの商品なのか、購入前にイメージしやすいのがメリットです。
できるだけ添加物のないものを選ぶ
オーガニックドライフルーツには、添加物が加えられている場合があります。せっかくの有機フルーツを使った商品なので、できれば添加物を使っていない商品がおすすめです。
パッケージを確認して、保存料・酸化防止剤・漂白剤をチェック
ドライフルーツには、保存料・酸化防止剤・漂白剤など、品質を維持するための添加物が使われることがあるため、確認しましょう。とくに「亜硫酸塩(二酸化硫黄)」は、漂白・酸化防止目的で加えられることが多いです。
また、保存料には「ソルビン酸」が使用されることもあります。添加物を使っていないドライフルーツは、黒っぽい色をしていますが、自然のままの色合いや味わいを楽しみましょう。
みためや香りをよくするための合成着色料・人工香料も
着色料や香料は、食品をよりおいしそうに見せたり、香りをよくしたりするために使われる添加物です。たとえば、漂白剤で黒味を薄くしたドライフルーツに着色料で色づけすると、果実のもとの色合いに近くなります。
ドライフルーツは黒っぽい色をしているのが自然な状態なので、きれいな色をした商品の場合は注意しましょう。原材料欄に、着色料や香料の表記がないか確認してください。
砂糖・塩・油を使っていないものだとよりヘルシー
身体のことを考えてオーガニックドライフルーツを利用したい場合は、添加物だけでなく、砂糖・塩・油も使っていない商品を選びましょう。
イチゴやパイナップルなどの水分量が多い果物は、保存性を高める目的で砂糖が使われることが多いです。またレーズンは、原料の果物をほぐしやすくするために、オイルコーティングされていることもあるので、確認してください。カロリー面から考えても、糖分は添加されていない方がうれしいですね。
目的に合ったサイズのパッケージを購入しよう
オーガニックドライフルーツを購入するときは、そのまま食べる、お菓子作りやパンを調理するなど、目的に合わせてサイズとパッケージを選ぶといいでしょう。
ラム酒漬けを作る、パンやお菓子に使うなどのときには、オーガニックドライフルーツが多めに必要。大きいサイズの袋に入ったコストパフォーマンスのいいものを選ぶといいと思います。
逆に、小さいサイズやジッパーつき、袋入りのものは携帯用のおやつとして持ち歩けるので、少々割高ですが食べきりやすくていいでしょう。
■コスパの面も考えて自分でドライフルーツを手作りする方も増えています。そんな手作りしたい方にはドライフルーツメーカーを一台持っておくのがおすすめ。詳しく知りたい方は下の記事をチェックしてみてくださいね。
ひと手間アレンジでもっとおいしくなるドライフルーツも
ひとくちにオーガニックドライフルーツといっても、いろいろな種類のフルーツがあります。基本的には、好きなフルーツかどうかで選ぶのがおすすめ。
なお、そのまま食べておいしいドライフルーツと、少し手を加えた方がさらにおいしく食べられるものとがあります。たとえば、プルーンは赤ワインで煮る、レーズンはお菓子やパンに加えることで、その甘味と酸味がよりいっそうおいしく感じられますよ。
自分が食べたい食べ方に合った種類かどうかを考えて選ぶといいでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)