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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ
埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。
かに缶には、タラバガニ、ズワイガニ、花咲ガニなど種類が豊富です。また、炊き込みご飯やチャーハン、パスタ、サラダといった料理に応じて脚肉付きかほぐし身を使うかも変わってきます。この記事ではかに缶の選び方とおすすめ商品を紹介します。おつまみ向けのかにみそやギフト用の商品もピックアップ。
メインにもおかずにも!
かに缶の選び方
ここからは、かに缶の選び方をご紹介します。ひと口に、かに缶といっても選ぶポイントによって味わいや使い道はさまざまなので、欲しい商品を手に入れる参考にしてくださいね。
かにの種類に注目
かに缶で使われているカニには、タラバガニ、ズワイガニ、花咲ガニなどさまざまな種類があります。
食べごたえのある「タラバガニ」
大型で肉づきのいいタラバガニ。身が大ぶりで、しっかりとした食べごたえがあります。身に弾力があり、プリプリした食感が楽しめるのも魅力です。
タラバガニのかに缶は、食べごたえや食感を生かしたものが多く、脚の棒肉やカニ爪肉がそのままごろっと使われているものがメインとなっています。ちなみに、名称は「タラバガニ」ですが、生物学的にはヤドカリの一種です。
あまり出回らない希少な「花咲ガニ」
花咲ガニは、タラバガニと同じくヤドカリの一種で、トゲトゲした外観が特徴的です。味は濃厚で、身はプリッと弾けるような食感。エビに近い味わいと、よくたとえられます。
花咲ガニの水揚げ量はほかのカニより少なく、市場にあまり出回りません。とくに花咲ガニの缶詰は珍しいので、贈りものとしてもよろこばれるでしょう。
上品な味わいの「紅ズワイガニ」
ズワイガニは水揚げされる場所によって名称が異なります。なかでも、紅ズワイガニは手が届きやすい価格帯で味もおいしいので、贈答用のかに缶にも多く使用されています。
紅ズワイガニの身は水分量が多く、味は淡白。カニらしい上品な旨みが味わえます。クセのないあっさりした味なので、そのまま食べるのはもちろん、さまざまな料理に使いやすいでしょう。
甘みと香りが強い「マルズワイガニ」
リーズナブルな価格にもかかわらず美味なのが、マルズワイガニの魅力です。かに缶をはじめ、さまざまな加工品の原料として使用されています。
マルズワイガニの身の繊維は短めで、弾力のある歯触りです。旨みと香りが強いのも特徴といえます。また、身の色は赤味が強く、サラダなどに入れると彩りが鮮やかになるでしょう。
リーズナブルな「ワタリガニ」
かに缶のなかでもとくに手ごろな価格なのが、ワタリガニを使った缶詰です。業務スーパーや100円ショップなどでも入手しやすく、かに缶を使った料理を気軽に楽しみたい方にぴったりです。
ワタリガニの身はこまかく、繊細な食感と味わいが特徴的。ほとんどがほぐし身タイプの缶詰で、チャーハンやサラダ、カニクリームコロッケなどの材料に向いています。
使用するレシピに合わせてタイプを選ぶ
かに缶には、脚などの肉がそのまま入った「棒肉」タイプ、脚の部分をきれいにむいて詰めた「脚肉」タイプ、脚肉とほぐし身の両方を1缶で楽しめる「脚肉ほぐし身」タイプ、身をこまかくほぐした「ほぐし身」タイプなどがあります。
カニらしさを堪能できる棒肉タイプ
カニの脚に詰まった身を丸ごと缶詰にした、棒肉タイプ。プリッとした食感や、ジューシーな旨みといった、カニ本来の味わいを堪能できるのが魅力です。贈答用の高級な商品も多く販売されています。
棒肉タイプのかに缶は、火を通さずにそのまま味わうのがおすすめです。ポン酢や醤油、かぼすなどのつけだれでいただくのもいいでしょう。
リーズナブルな赤身脚肉
赤身脚肉のかに缶には、製造過程で割れてしまった脚肉が使用されています。身の形がくずれているぶん、ややリーズナブルな価格になっているのが魅力です。
少し身がくずれているというだけで、カニの風味や旨みはもちろん変わらず。そのまま食べても美味ですが、お寿司やサラダ、サンドイッチなどの料理に贅沢に使うのもいいでしょう。
使い勝手のいい脚肉ほぐし身タイプ
脚肉とほぐし身の両方が入ったかに缶は、2通りの食感を楽しめます。カニの旨みが詰まったジューシーな味わいで、そのまま食べるのはもちろん、料理のトッピングにもぴったり。脚肉とほぐし身をそれぞれ別の料理に利用することもできます。
料理に利用する場合は、ボリュームのある脚肉を飾りにすると見た目が豪華になるでしょう。
料理に使うならほぐし身タイプが便利
カニの身を繊維状にこまかくほぐした、ほぐし身タイプ。はじめから身がほぐれているので、手軽に料理に取り入れられます。チャーハンやサラダ、カニクリームコロッケなど、幅広く活用できて便利です。
ほぐし身タイプのかに缶はリーズナブルなものが多いので、ふだん使いにも向いています。ストック用にもぴったりなタイプです。
ツメ肉だけで作られた缶詰も!
カニのツメ肉のみを詰めた、贅沢なかに缶もあります。カニのツメ部分は筋肉がよく発達しており、身の締まりがいいのが特徴。ほかの部位では味わえない弾力のある歯ごたえと、濃い旨みを堪能できます。
ツメ肉のかに缶は、火を通したりくずしたりせずに、そのまま味わうといいでしょう。高級感と食べごたえがあるので、贈答用にも適しています。
複数パック入りの商品に注目!
かに缶を贈りものにする場合は、箱に入った詰め合わせの商品が適しています。大ぶりの身が詰まった高級なものや、なかなか手に入りにくい珍しいものなど、特別感のあるかに缶を選ぶとよろこばれるでしょう。
また、かに缶をいろいろな食べ方で楽しみたい方には、24缶入りなどのセット商品がおすすめです。1缶ずつバラで買うよりもコストが抑えられます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)