離乳食の間は初めて食べる食材に興味津々でしたが、幼児食に移行する頃には、それまで喜んで食べていた食材を避けるようになったり、少しずつ食の好みも出てくるようになってきました。
我が家の食育の方針は、“好き嫌いなく何でも食べること”ではなく、“子どもが食に興味を持ち、食べたいと思う気持ちを育てること”ですので、歯が生え揃っておらず、飲み込む力も弱い乳幼児のうちは、食べられないものがあって当たり前というスタンスで対応していました。
長男が大好きだったほうれん草をしばらく口の中でモグモグした後、飲み込む前にべぇっと出してしまうことが続いたのですが、様子をよく観察してみると、味が嫌いなのではなく、まだ飲み込みづらい調理法なのかもしれないと気づきました。そのため、奥歯が生え揃うまでは、葉野菜はポタージュにすることに。
次男は比較的何でも食べられたので、おひたしや炒め物も出して、兄弟でも離乳食から幼児食に移行していくなかで調理法や進むペースを変えるなど、その子に合わせて工夫していました。