グローバルウェイは8月21日、「正社員が働きやすい都道府県ランキング」を発表した。同調査は2017年4月1日~2018年3月31日に、企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」正社員ユーザーから評価が寄せられた企業を抽出し、都道府県別に「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目について評価(5点満点)の平均値を算出した。

  • 正社員が働きやすい都道府県ランキング

    正社員が働きやすい都道府県ランキング

1位は工業生産額が全国で圧倒的1位の「愛知県」(総合評価3.51)。同県豊田市に本社を構えるトヨタ自動車社員からは「社宅や寮などの福利厚生制度もしっかりしており、都内で生活するよりも額面以上に可処分所得は多くなる印象」 (企画営業/30代前半男性)といった声が寄せられた。

2位は観光業やサービス業が盛んな「沖縄県」(同3.24)。小売店、レストランなどを展開するサンエー社員からは「残業はありますが、部署によって月間の残業時間は大きく異なります。これまで残業を強要されるようなことはありませんでした」 (ショップスタッフ/20代前半女性)との口コミがあがっている。

3位は化学工業や医療機器生産業が発達している「宮崎県」(同3.23)。宮崎銀行社員は「月曜日や金曜日、また月末は忙しいのでそのときによって残業の時間は異なりますが、女性が遅くまで残業するということは基本的にはないと思います」(財務・会計関連/20代前半女性)とコメントしている。

以下、4位「長野県」(同3.21)、5位は同点で「徳島県」「愛媛県」(同3.16)、7位は同点で「東京都」「大阪府」(同3.14)、9位は同点で「鹿児島県」「長崎県」「富山県」「神奈川県」(同3.08)となり、九州・四国エリアがトップ10の大半を占めた。