ツインバード工業は8月20日、ミラーガラスとマットブラックのカラーリングを配した家電の新シリーズ「Mirror Design」を発表しました。新製品は2ドア冷凍冷蔵庫「HR-EJ11B」、センサー付きフラットオーブンレンジ「DR-E857B」、センサー付き電子レンジ「DR-E273B」の3モデル。価格はすべてオープンで、推定市場価格(税別)は冷凍冷蔵庫が44,800円、オーブンレンジが22,800円、電子レンジが17,800円。発売は9月上旬になります。
Mirror Designシリーズの特徴は2つ。ひとつはミラーガラスとマットブラックカラーのスタイリッシュなデザイン。毎日帰ってくる一人暮らしの部屋だからこそ気に入った家電を置きたい、「白」以外の家電が欲しい、といったニーズに応えたそうです。
もうひとつが、冷蔵庫は本体上部に電子レンジを設置できる110Lサイズ、オーブンレンジは庫内容量18L、電子レンジの庫内容量は20Lと、一人暮らし向けのコンパクトなサイズであることです。
一人暮らしのニーズをキャッチしたコンパクト冷蔵庫
2ドア冷凍冷蔵庫「HR-EJ11B」は、定格容積110Lのコンパクトな冷凍冷蔵庫です。本体サイズは約W480×D520×H1080mm。コンパクトサイズながら、冷却方式にファン式を採用しており、霜取りの必要はありません。
特徴的なのは冷凍庫の大きなサイズ。110Lサイズの冷凍冷蔵庫としては、クラス最大級の40L(冷蔵庫は70L)です。一人暮らしの友であり必需品(編集林)の、冷凍食品もたくさんストックしておけます。
グリル機能を搭載したオーブンレンジ
センサー付きフラットオーブンレンジ「DR-E857B」は、庫内容量18Lとコンパクトながら、電子レンジ調理だけではなく、オーブン料理、グリル調理にも対応しています。電子レンジの定格高周波出力は500W(50Hz時)・600W(60Hz時)。オーブンの設定温度は110~200℃まで対応しています。
食品の表面温度をチェックする赤外線センサーを搭載しているので、「ごはん」や「飲み物」といった自動メニューも使えます。電子レンジはテーブルが回らないフラットタイプなので、汚れの拭き取りも簡単です。
スタイリッシュな単機能電子レンジ
センサー付き電子レンジ「DR-E273B」は、庫内容量20Lの単機能電子レンジです。電子レンジの定格高周波出力は600W(50Hz時)・700W(60Hz時)。手動で、「あたため 500W」「あたため600W」「あたため 700W」「解凍 200W」という4つのモードを切り替えられます。また、赤外線センサーと自動モードも搭載しています。自動モードは、自動あたため、ごはん、飲みもの、おかず、解凍の5種類です。
「白くない」白物家電でインテリアの選択肢を増やす
新製品発表会では、テレビや雑誌などで活躍するインテリアスタイリストの窪川勝哉氏がトークを。窪川氏は「最近は男女を問わず塩系インテリア(シンプルでスッキリしたコーディネートのインテリア)が流行ですが、Mirror Designはミラーとマットブラックというシンプルなデザインで、主張しすぎないのが良いですね」とコメント。
最近はリノベーションなどで壁を排除し、リビングからキッチンが見える一体型の部屋が主流ですが、Mirror Designはそういった部屋で『見えても美しい』家電だと語りました。また、製品前面がミラー加工されているため、角度によってニュアンスの変化が楽しめるほか、部屋に奥行きを出して広く見せられるのも魅力だといいます。
冷蔵庫などの家電は白いデザインが多いため「白物家電」といわれますが、黒いカラーを選べることで自分の求めるインテリアの選択肢が広がるのも嬉しいと語りました。