日本エイサーは8月21日、ゲーミングノートPCの新製品として、ゲーミングブランド「Predator」シリーズから4モデル、「Nitro」シリーズから6モデルを発表した。 8月22日から順次発売する。

Predator Triton 500

  • Predator Triton 500

ゲーミングブランド「Predator」シリーズの15.6型ノートモデル。グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080(8GB)の「PT515-51-A76Y8」と、NVIDIA GeForce RTX 2070(8GB)の「PT515-51-A76Y7」を用意。店頭予想価格(以下すbて税別)は、「PT515-51-A76Y8」が350,000円前後、「PT515-51-A76Y7」が300,000円前後。

冷却システムは、ヒートパイプ×5本と、第4世代になったAeroBlade 3Dファンを使用。薄さ0.1mmのブレード×59枚で構成されるメタル製ファン×3基によって、最大風量が45%向上。内部の熱を効率良く冷却するとしている。ファンブレードのエッジ部分はノコギリ状にカットされており、気流の渦を抑制することで静音性も高めた。

  • キーボード

オーバークロック用に「Turbo」キーと「PredatorSense」ユーティリティを用意。「Turbo」キーは即座にオーバークロックする。「PredatorSense」ユーティリティでは、グラフィックスのオーバークロック、冷却ファンの個別制御、プリセット設定の適用などを行う。Windowsキーの無効化も可能だ。また、3つゾーンからなるキーボードRGBバックライト領域の個別カスタマイズにも対応する。

ディスプレイは、広視野角のIPS液晶パネルを採用。144Hzのリフレッシュレートや、NVIDIA G-SYNをもサポートする。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。「PT515-51-A76Y8」はNVIDIA MAX-Qデザインとなっているが、一方の「PT515-51-A76Y7」はNVIDIA G-SYNCに対応しない。

  • 液晶は180°開く

  • 背面の排気口

  • 天板のエンブレム

音響面では、による360度のサラウンド空間を構築するWaves Nxと低音の増幅、音量差の調整などを行うWaves MaxxAudioにより、その場にいるような臨場感を演出。ゲーム中の敵の会話や視界の外から近づく足音、遠くの爆発音などを感じ取れる。

  • 左側面

  • 右側面

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-9750H(2.6GHz)、チップセットがIntel HM370、メモリがDDR4 2,666MHz 16GB(8GB×2、最大16GB)、ストレージが512GB M.2 NVMe SSD。OSはWindows 10 Home 64bit。

ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.1 Type-C Gen2×1、USB 3.0×3、HDMI×1、MiniDisplayPort×1など。バッテリ駆動時間は約8時間。本体サイズは約W358.5×D255×H17.9mm、重さは約2.1kg。

  • PredatorSense

Predator Helios 300

ゲーミングブランド「Predator」シリーズの15.6型ノートの下位モデル。メモリがDDR4 2,666MHz 16GB(8GB×2、最大16GB)、ストレージが512GB M.2 NVMe SSDの「PH315-52-A76Y6T」と、メモリがDDR4 2,666MHz 8GB(4GB×2、最大8GB)、ストレージが256GB M.2 NVMe SSDの「PH315-52-A78U6T」の2モデルを用意。店頭予想価格は「PH315-52-A76Y6T」が200,000円前後、「PH315-52-A78U6T」が180,000円前後、

  • Predator Helios 300

グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1660 Ti(6GB)で、バッテリ駆動時間は約6時間。本体サイズは約W361.4×D254.15×H22.9mm、重さは約2.29kg。そのほかの仕様は「PT515-51-A76Y7」とほぼ共通。

Nitro 5

ゲーミングブランド「Nitro」シリーズは、17.3型を3モデル、15.6型を3モデル用意。Predator Triton 500との相違点は、AeroBlade 3Dファンの内蔵数が2基になっており、個別カスタマイズ可能なキーボードのRGBバックライトゾーンが4ゾーンに増加していることなど。

そのほかの主な仕様は、ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.1 Type-C Gen1×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1など。

17.3型モデルのバッテリ駆動時間は約7時間。本体サイズは約W403×D280×H26.9mm、重さは約2,580g~。15.6型モデルのバッテリ駆動時間は約8時間。本体サイズは約W363.4×D255×H25.9mm、重さは約2,190g~。ラインナップと価格は以下の通り。

17.3型

  • 17.3型のNitro 5

・AN517-51-A76UG6T
Intel Core i7-9750H(2.6GHz)、DDR4 2,666MHz 16GB(8GB×2、最大16GB)、256GB M.2 NVMe SSD+1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti(6GB)、200,000円前後

・AN517-51-A76QG6
Intel Core i7-9750H(2.6GHz)、DDR4 2,666MHz 16GB(8GB×2、最大16GB)、128GB M.2 NVMe SSD+1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB)、170,000円前後

・AN517-51-A58U5
Intel Core i5-9300H(2.4GHz)、DDR4 2,666MHz 8GB(4GB×2、最大16GB)、256GB M.2 NVMe SSD、NVIDIA GeForce GTX 1050(3GB)、130,000円前後

15.6型

  • 15.6型のNitro 5

・AN515-54-A76UG6T
Intel Core i7-9750H(2.6GHz)、DDR4 2,666MHz 16GB(8GB×2、最大16GB)、256GB M.2 NVMe SSD+1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti(6GB)、180,000円前後

・AN515-54-A76QG6
Intel Core i7-9750H(2.6GHz)、DDR4 2,666MHz 16GB(8GB×2、最大16GB)、128GB M.2 NVMe SSD+1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1650(4GB)、140,000円前後

・AN515-54-A58G5
Intel Core i5-9300H(2.4GHz)、DDR4 2,666MHz 8GB(4GB×2、最大16GB)、1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1050(3GB)、120,000円前後

  • キーボード

  • 液晶はここまで開く

  • 左側面

  • 右側面

  • 天面と背面

  • NitroSenseユーティリティ